~組織にとって必要な研修体系を作り出す
【研修担当者レベルアップ研修の内容】
■研修の企画(Plan)
まず、研修を企画する前段階として、「階層別:問題点抽出シート」を基に新人・中堅・管理職の階層別に、
「サービス」「仕事の仕方」「意欲」「人間関係」
などの面から問題点をさぐっていただきます。
その上で、問題点を重要度・緊急度で分類し、各階層で優先的に研修を実施しなければならないテーマをみつけていただきます。
次に、研修テーマがみつかったら、以下のような内容を参考にして、「研修の全体の構成をどうするか」、また「どのような内容を行うかについて、「研修カリキュラム作成シート」を基に研修を具体化していきます。
☆全体構成のパターン
【パターン1:積み上げ型】
講義⇒演習
(個人ワーク⇒グループワーク⇒グループ代表の発表)
を1つの単元として、これを積み上げてカリキュラムを構成するパターン。
【パターン2:演習集中型】
まず、講義をまとめて行い(全体の5~3分の1)、そのあとで演習をひたすら行うパターン。
ただし演習だけを延々と続けると間延びするので、途中に発表などをはさんで区切りをつける。
☆研修手法の種類
*アイスブレイク
*講義・休憩
*演習:個人ワーク
*演習:グループワーク
*問題についてグループで議論する
*議論が終わったら発表と講師の講評を行う
■研修の運営(Do)~研修運営リスクマネジメント
研修のカリキュラムが完成したら、
次に「研修運営リスクマネジメントシート」を基に、
「準備」「当日開始前」「研修中」「研修終了後」に、起こりうる問題点を想定していただき、その対応策を考えていただきます。
■研修の評価(Check)・研修のフォローと見直し(Action)
運営について考えたあと、「終了アンケート」「レポート」「テスト」などを行い、研修の問題点や効果測定をして、研修を改善していく具体的なイメージを考えていただきます。
そして最後に、上記の研修作成作業を通じて浮かび上がってきた自らの課題を意識しながら、「目標管理シート」を用いて、次の3ヶ月の行動目標を立てていただきます。
【参加者の声】
◎今まではスケジュールに追われてしまい「研修ありき」でスタートしてしまい、効果測定まではとても...という状況に陥りがちでした。また、研修の組み立て方の手法等の知識も無いまま頭を悩ませていたので本研修で学んだ方法をいろいろ試していきたいです。特に、能力用件・イマイチなところを洗い出し、重要度・緊急度のマトリックスで整理する方法、構成要素とストーリーをまとめることはぜひ取り入れたいです。
◎研修を作成するにあたり、テキスト的な答えだけでなく、実践的な話を聞くことができ大変参考になった。
◎研修の準備の重要性について参考になった。研修の企画については「自分で考えなければならない」ものであるが、一方「正当な理由付けがあれば担当者のこだわりがあって良い」という話があったので事前アンケート等を行い、目的を明確にして行いたい。
+ + + +
【公開講座のご案内】
~発想→企画のプロセスを習慣化する!
~研修計画からフォローアップまで!
~現場を活性化させる「良いマニュアル」の作り方を習得します!
+ + + +