【第6話】
どんどん新規開拓をしているのですが、
なかなか継続してお取引きをしてくれるお客様ができません。
数多くのお客様にアプローチをしているのに、
どうしてよいお客様に当たらないのでしょうか?
私は運が悪いんですかね?
(20代後半営業担当者)
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【舟橋ならこう考える!】
■まずは自分を「認知」させる事
お客様に新たに商品・サービスを購入してもらう際には、
営業担当者である自社・自分を認知してもらう事が重要です。
何回もアプローチしているうちに、あるタイミングで
お客様は自分を「認知」してくれます。
そのレベルまで、アプローチを続ける必要があります。
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■「認知」させたらいつかは必ず売れる
「認知」させたからといって、すぐには商品・サービスは売れません。
新規のお客様にアプローチを始めて、すぐ商品が売れることは
奇跡です。
私の経験では、ごく稀にしかありません。
まず、営業として成功するためには、「商品はすぐ売れない」という
事実を知ることです。
お客様は合理的な理由がないと買いません。
お客様には「買いたいタイミング」というものが存在します。
それは、自社や自分のことが認知された、すぐ翌日かも知れませんし、
1年後の場合もあります。
よって、売れないからと言ってすぐにアプローチをやめてはいけません。
"できない"営業担当者はせっかく認知していただいたお客様を
「放棄」し、販売する機会を失っています。
私はこれを営業の「悪循環」(悪い再生産)と呼んでいます。
できない営業は、次々と新しいお客様にアプローチし、
「途中で放棄」するということを繰り返しています。
新規獲得の第一目標は、まず、自分を「認知」していただいた
お客様を,いかに多く作るかということだと思います。
極端に言えば、「売れる」のはただの「結果」であり、
認知活動と認知した後のフォローを確実に行っていれば、
おのずから良い結果は生まれます。
一つ一つの営業結果に一喜一憂せず、アプローチを「続けること」が
重要です。
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■断られた後、セールスはスタートする。
私は、新規客に対して、電話営業をするのが好きです。
当然、「ガチャン」と切られます。
少し、辛い気持ちが起こってきますが、全然、気にすることは
ありません。
そこからが営業のスタートです。
幸いお客様は当社を、私を認知し始めました。
私には、数年後、当社のお客様になっているのが手に取るように見えます。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方