■売っている商品に合わせた外見をする
営業における「自分の演出」で大事な点は、
まず、「自分の売っている商品に合わせた外見をすること」
が挙げられます。
高い物なら、高い物を売っているような外見、姿が必要です。
高額商品や金融商品ならきちんとした格好をしなければなりません。
男性なら、ダークスーツ、女性なら、ジャケット着用などが
必ず必要になります。
ファッショナブルすぎる格好をしていたら絶対に売れません。
また、髪型、化粧も注意が必要です。
逆に日用品などを売るのであれば、ほどほどのフレンドリーな服装が
いいということになります。
相手が近づきやすい、普段着に近いものでも構いません。
営業担当者として、知るべき事は、自分の好きな服装・髪型・外見で
営業活動をすると、競争相手に負けてしまう場合があるという事です。
商品や業界に関する知識を持っているかどうかは、
外見からも判断可能です。
営業担当者がお客様の工場を見学させてもらう時に、
安全靴にヘルメット、作業服の格好をして、
「見学させてください」と言えば、工場の方も、
「ああ、この人は分かっているな。ここから、機械を買ってみるか」
というように、安心したり信頼したりしてくれます。
(当然、スーツしか持っていない時はその事をお伝えし、
お詫びするのが礼儀です)
これらのことは、突き詰めれば、服装も含めて、
「外見や雰囲気に、いかにその人がその道のプロであるかが滲み出る」
ということです。
プロであること、それが営業における最大の自己演出になると
いえます。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方