営業職「誰もやらない」101の秘策

 

営業職「誰もやらない」101の秘策

≪第2回≫「商談の進め方」~「トップセールスの営業術」

≪第2回≫「商談の進め方」~「トップセールスの営業術」

(1)基本的な情報を用意する~受付でまごつかないために
 (2)企業の公開情報を調査する~インターネットのHPは必ず見
    ること!
   <1> 既存取引先の場合~「重要な顧客」か「そうでない
       か」を聞くこと
   <2> 上場企業の場合~儲かっているかどうかをチェック
       すること
   <3> 役員に会える時
 (3)持参物を用意する~メモとペンを忘れずに!

(4)自分の商品・サービスの説明準備をする
    ~私の必殺技は「実績」と「法規」です

 これから説明する商品・サービスの内容、背景、効果、関連
 知識、法規なども含めて事前に徹底的に調べ上げ、知ってお
 く事もポイントです。

 特に私が重視する説明資料は商品を使用した際の効果データ
 とその商品、顧客に関する法令です。

 <1> 商品・サービスの効果を示すデータを用意する

  自社の商品を使った際の実績データ、効果は絶対収集してお
  きます。利用者の声も具体的に収集しておくのがミソです。
  「○○を使って、作業時間が30%削減され、年間1億円の
  コスト減になった」なんて言うのが最高です。
  入手方法は開発部門やマーケティング部門に問い合わせてお
  きます。(まずは上司に相談してください)

           +   +   +

 <2> その業界に関する法律や行政指導の内容を頭に入れておく

  また、法令に関しては、盲点です。だれも保険会社に営業に
  行くのに「保険業法」を読まないと思いますが、私は読むこ
  とをオススメします。

  それは、その業界が最も気にしてる事(=つまりニーズ)が
  書いてあるからです。加えて、親近感を強く持ってくれます。
  お客様の会社が必要とする法律をそらんじている営業マンは
  いません。よって、誰よりも親しみを持ってくれます。

  このような情報はネットで容易に手に入ります。たとえば海
  運業向けの法律を調べるなら、グーグルで「海運 法律」と
  入れると簡単に情報入手が可能です。今回もたくさんのHP
  を見つける事ができました。
  (海運六法 ¥12600なんて出てきて驚きです!)

゜:.*。・。+.♪゜・。゜.:。*゜・。.゜。:・♪+゜・。:゜・。゜♪。+゜・

(5)説明資料を用意する

   最後に説明資料を用意します。初回訪問の時は通常使用して
   いるパンフレットで結構です。相手もあまり期待していませ
   んし、先方の情報も限られています。ですから、あんまり力
   を入れず、「ありもの」でいいでしょう。

   ただ、2回目以降に訪問する際には、資料は作った方がいい
   でしょう。先方からヒアリングした内容を踏まえて作ります。
   詳しい作り方に関しては、また章を変えてご説明いたします
   ので、ここでは注意点だけをご説明します。

 <1> 注意点(1)できるだけ少ない枚数で!
 
   作りすぎると、ボロが出ます。程ほどの枚数で核心を突いた
   ものが良いです。特に法人営業では、相手の時間がありませ
   んから、できるだけ少ない枚数で作りましょう。シンプルイ
   ズベストです。私は5枚以内で作るように心がけています。

 <2> 注意点(2)美しく作る
 
   美しいとは「誤字・脱字がない」「全体のレイアウト・デザ
   インがすっきりしている」ということです。
   私はまず、この視点から説明資料をチェックします。部下が
   上げてきた資料は美しくないと見ないようにしています。顧
   客はもっと敏感です。

            +   +   +

 <3> 注意点(3)商品の中身、前提条件、納期、金額はしっ
     かり書いておくこと

   当たり前の様ですが、商談では、上記がないと話になりません。
   まず、スタートラインを明確にする事をオススメします。

 <4> 注意点(4)提案書の中身は顧客にあった適切な内容を!
 
   他社向けの流用だとあきらかに分かるものは不可です。ヒア
   リング内容を踏まえて、できるだけ「貴社だけ」感を出す工
   夫が必要です。
   その際のポイントは、「キーワード」です。ヒアリング時に
   顧客が言った、顧客のHPにあった「言葉」を明記し、それ
   をベースに論旨を展開すると良いでしょう。

            +   +   +

 <5> 注意点(5)提案書の中身には顧客メリットが書かれて
     いるか?
 
   当然ですが「儲かります」「損しません」「助かります」
   「ロスが減ります」「ロスが出る可能性が低くなります」的
   な内容が「具体的」に書かれていないと不十分です。具体的
   とは、数字で書かれていることです。

 <6> 注意点(6)提案書作成に時間をかけすぎない
 
   パワーポイントのプレゼンに凝りすぎても、顧客は喜びません。
   程ほどにすること。

 <7> 注意点(7)相手の企業の社名、担当者の役職を間違え
     ない(略称は不可)
 
   実は良くあるのがコレです。しっかりいただいた名刺を見て
   記入しましょう。うろ覚えで作るのは不可です。


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