■売っている商品に合わせた外見をする
「外見や雰囲気に、いかにその人がその道のプロであるかが滲み出る」といいます。服装も含めた身だしなみが、あなたと、あなたの会社の能力とレベルを推し量る材料となるのです。
例えば、あなたが高い物を売る営業であるなら、高い物を売っているような外見、姿が必要であるというわけです。
また、相手方のトップに会っても恥ずかしくない身だしなみを常に心がけることが大切です。服装だけでなく、目に見えない口臭、体臭など基本的な身だしなみにも注意しましょう。
■身だしなみは自分の常識を基準にしない
営業として好感をもってもらうためには、身だしなみは自分の常識を基準にするのでなく、お客さまの評価を基準にしなければなりません。
基本的に好感をもたれる服装は以下の3つがポイントです。
・清潔感がある
・上品かつ控えめである
・常識的である
職場における身だしなみは「お客さまはどのような営業担当者を求めているか」「お客さまにどのように思われたいか」という視点から考えましょう。
■クールビズでも相手への配慮は忘れない
近年はクールビズの普及により、訪問先でお客さまが上着を脱いでいることが少なくありませんが、クールビズ期間は訪問先で上着を脱いでも良いのでしょうか?
上着を脱ぐか脱がないかは、基本的にはお客さまに従います。お客さまが「脱いでも良いですよ」と言ったら脱ぎましょう。受付などで「クールビズ期間中につき、お客さまもお気軽な服装でお越しください」などの記載がある場合も、脱いで失礼になることはありません。
ただし、お客さまが夏でもキッチリ上着を着る人の場合は、こちらも上着は着用しましょう。あくまでも、相手に合わせることが重要です。