インタビューで聞く成功した人の「リアル」ノウハウ

 

インタビューで聞く成功した人の「リアル」ノウハウ

「物流業界の新しい動き」【第３回】

「物流業界の新しい動き」【第３回】

■目次
【第３回】物流業界の新しい動き（今回）

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日常、物流をあまり意識する事は少ないと思いますが、商品企画、販売を物流を知ることなしには考えられないほど、利益・コストに密接に関わった不思議なビジネス領域です。

特に近年、静脈物流（廃棄物等の物流）、ＩＣタグ等が注目されており、勉強しておいて損な話はありません。

インタビューをお受けいただいたＩ氏は、知識と行動力を共に持ったビジネスマンであり、長年、物流の最先端を走られてきた方です。

今回は、ご無理を言って、お話しを伺いました。  

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇質問者、◆I氏

◇次世代の物流業界を変えるといわれている「ICタグ」は本当に物流業界をガラッと変えてしまうものなのでしょうか？

◆1,2年でミューチップによるICタグと二次元バーコードが普及してくると思いますが、劇的に変わるものでもないと思っています。今でも、伝票などをバーコードで読み取って行う追跡管理などの基本的な仕組みは取り入れられています。

ICタグが、製品を作ったその場の梱包段階からダンボールなどに組み込まれていると、倉庫管理や在庫管理の把握はしやすいでしょう。

物流という面よりは、製品を作った時点で全て管理できるという、製品・在庫管理での効果の方が大きいのではないでしょうか。

5人でやっていた在庫管理が1人で出来てしまったり、世界の倉庫で何がどこにあるかを把握できるということは効率アップにつながりますしね。

◇入社してから今に至るまでに自分で培った仕事のノウハウとはどんなものですか？

◆常に世の中の新しい動きや情報に接することですね。何においても、世の中は日々新しく動いていますし、メーカーでも、金融でも、サービスでも、物流でも関係なく、自分のいる業界だけではなく、他の業界でも、メーカーが次にどんな製品展開を狙っているのかを、知る必要がありますね。私は、新聞や雑誌、ネットなどを通じてそのような新しい情報を収集していますよ。

情報を知っていると知らないとでは、格段に差が出ます。以前は「餅は餅屋」で良かったのですが、今では情報収集能力が優れていれば誰でも何でも出来てしまう世の中です。アップデイトな情報を持っていないとダメですね。

（完）

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