2019年8月09日
日本でTOEICプログラムを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会の発表によると、今年の新入社員のTOEICテスト平均スコアは488点で、前年比1点減となった。
4月1日~5月31日に、団体特別受験制度を利用して新入社員にTOEICテストを実施した企業数は735社、受験者数は3万5552人で、前年に比べ企業数は36社、受験者数は1000人超減少した。
企業数、受験者数、平均スコアの過去3年間の推移を見ると、2017年770社・3万5540人・485点、2018年771社・3万6734人・489点、2019年735社・3万5552人・488点となっている。
最終学歴の文系・理系別では文系535点(前年比1点増)、理系468点(同1点減)となっている。
業種別に見ると、平均スコアが最も高いのは公共団体の693点。次いで、鉱業670点、マスメディア647点の3業種で600点を超えた。
【業種別 TOEIC平均スコア トップ10】
1位 公共団体 693点
2位 鉱業 670点
3位 マスメディア 647点
4位 石油 578点
5位 鉄鋼 575点
6位 不動産 560点
7位 政府機関 555点
8位 窯業 545点
9位 金融 539点
10位 商社 537点
10位 造船 537点
新入社員と一般社員の平均スコアを比較すると、29業種中16業種で新入社員が一般社員を上回った。新入社員が一般社員を上回ったのは、鉱業、建設、繊維・紙、化学、石油、窯業、鉄鋼、機械、造船、その他製造、金融、不動産、電気・ガス、マスメディア、政府機関、公共団体。
最終学歴の専攻別にスコアを見ると、大学生の文系では社会系/法学系(国際、法律、政治、社会学)が最も高く550点、理系では保険・医療(医学、看護、薬学、公衆衛生)が最も高く463点だった。
【最終学歴の専攻別 TOEIC平均スコア】
●文系
文系(教育、美術、言語、文学、音楽、心理学)
大学生 540点
大学院生 674点
社会系/法学系(国際、法律、政治、社会学)
大学生 550点
大学院生 686点
会計学/ビジネス/経済学/財政学/マーケティング/貿易
大学生 518点
大学院生 699点
●理系
科学(農業、コンピュータ・サイエンス、数学、物理学、統計学)
大学生 439点
大学院生 559点
保健・医療(医学、看護、薬学、公衆衛生)
大学生 463点
大学院生 595点
工学/建築
大学生 396点
大学院生 530点
また、内定者(2018年10月1日~12月31日までの受験者を対象)に対してTOEICテストを実施した企業は274社、受験者数は8892人。平均スコアは547点だった。
配信元:日本人材ニュース
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