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節電プロジェクト[8] 電力45%減、月間10万円の電気代削減に成功!!
皆さんにご報告です。インソースはこの節電プロジェクトで、電力を45%(!)、電気代を10万円(!!)も削減することができました。削減したのは、みんなの力です。暑い暑い毎日ですが、最近社長が扇風機を買ってくれまして(こんな感じ)、頑張っています。詳しい節電内容について、今回またまた社長が記事を書かせていただきましたので、お送りいたします。↓↓↓
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2011年3月分で電力45%減、月間10万円の電気代削減に成功!
最新の削減結果をご報告いたします。当社で最も電力を使っていた月は、昨年11月でした。この月と今年3月を比較すると、電力量は4,800kwh(45%)削減できていました。その内訳は、電灯(62%減)やPCなど (13%減)、エアコン(57%減)です。電気代はといいますと、約10万円/月下がっていました。
電力使用量 比較
2010年11月 | 2011年3月 | ||
総電力量 | 10,830 | 6,005 | ▲45% |
電灯 | 3,947 | 1,507 | ▲62% |
電機機器(PC・サーバー・冷蔵庫など) | 3,482 | 3,038 | ▲13% |
エアコン | 3,400 | 1,460 | ▲57% |
電気代 | 23,8千円 | 13,2千円 | ▲45% |
成果分析
1. 電球を2/3抜くのが最も貢献~業務改善の基本通り(▲62%)
照度計による明るさ調査を踏まえ、PC作業に対応した室内証明にしました。その結果、室内の蛍光灯のうち2/3が不要となり62%減となりました。やはり「電球を抜く」という、手戻りのない改善が大きな成果を上げました。根本改善が効果的とのことがよくわかりました。
【取り組みの様子:節電で蛍光灯を抜く際のポイント】
2. エアコン使用は習慣だった~服装での調節はエネルギー節約に効果大(▲57%)
今年は寒い日もありましたが、意識して厚着したり、膝掛けを利用することで、エアコンの使用を抑えたのが大きな効果を生みました。寒い3月に秋の11月より電力使用量を大幅に減らせたことで、考えずに「会社にきたらエアコンをつけるもの」となんとなくエアコンを使っていたことがよくわかりました。4月、5月はエアコン用電力をもっと減らせると思います。ただ、これから暑い夏が来るので、クールビズ、扇風機でどこまで我慢できるか分かりませんので、追加対策を考えていきたいと考えています。
【取り組みの予定:クールビズ早期導入、扇風機導入】
3. 絶対必要なものを削減するのは難しい (PCなどの電力▲13%)
PCなどコンセント経由の機器の消費電力量削減は13%減の小幅になりました。使わない時に電源を落とす以外の対策を思いつかなかったことが理由です。PCは事務職にとって生産の道具であり、急に取り替えたりできないのでやっかいです。工場の工作機械なども大幅な電力削減が難しいことはよくわかりました。今後、もう一歩踏み込んだ対策を検討していきたいと考えています。
4. 感想 さらなる節電の為に資金調達ができた~削減した電気代で省エネ商品を導入へ
ほんの少しの努力で月間10万円、年間100万円以上の経費削減が出来たのは驚くべきことです。この潤沢な資金を利用し、省エネ機器を導入すれば、今以上の節電が可能になりそうです。企業単位では、節電をして資金を蓄え、それを原資に省エネ機器を購入すれば、さらに節電ができることが良くわかりました。資金の裏付けがあれば、今まで他人事のように考えていた、CO2削減などにも前向きに取り組めそうです。
日常の常識を疑え‐ムダは電力ばかりではない
業務改善には「常識を疑え」という言葉がありますが、日常使っている電気をまさか疑う時が来るとは思っていませんでした。しかし、社会貢献のため電力削減を実施してみると、ほぼ半分ぐらいの電力で当社では不便なく業務遂行ができることがわかりました。震災とそれに続く混乱は不幸なことですが、この経験を生かし、日常の業務改善をもっと実施していこうと考えております。