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社長・舟橋が語る‐節電プロジェクト⑤ 節電から生まれるビジネスもある
節電はビジネスチャンス
節電は悪いことばかりではなく、企業にとって巨大なビジネスチャンスでもあると考えています。見方を変えて、前向きに考える事が日本にとって良いことです。そう考えたのは、私がたまたまWEBでみつけた記事「節電はメイクも変える?」(VOGUE JAPAN副編集長/ビューティ・ディレクター、麻生綾氏)を読んだ影響もあると思います。
節電すれは、今と違う色の口紅が売れる・・・?
この記事によれば、今までの日本の街がやたらに明るすぎただけ。街が欧米並みに暗くなると、薄暗くなるため今と違う濃色の口紅が売れるようになる。その結果、今よりさらに女性が美しくなるとの事。化粧品業界は約2兆円の市場規模です。活性化すれば、経済波及効果は極めて大きなものになります。また、薄暗さに似合う「服」が売れると考えると活性化するファッション業界は10兆円の市場規模です。
LED照明も扇風機も1ヶ月待ち!節電機器はかなり売れている!
直接すぎてありきたりですが、LED照明や電球も品薄でものによっては、発注してから納品まで1ヶ月かかるものも多いです。私は4月上旬に大手家電量販店に通販でLEDスタンドを発注しましたが、少しおしゃれなデザインが好評だったのか、納品は5/15予定です。また、LED電球も品薄で価格コムなどで人気の商品はやはり1ヶ月待ち(5/3発注し、5/28納品予定)だったりします。正直、節電機器はすごく売れているというのが実感です。同様に当社で発注した扇風機も2週間待ちだったりします。新しい需要が日本に生まれています。
まだまだ、こんな例は沢山あると思います。インソースでは、さまざまな観点から震災後マーケティングについても考えていきます。