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節電プロジェクト[12]エアコンで節電する方法
毎日暑いですね、最近の節電事例をご報告させていただきます。↓↓↓
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2011年5月分で電力56%削減に成功!
最新の削減結果をご報告いたします。5月には、驚きの節電結果が出ました。なんと56%減です。社員のみんなに節電が浸透してきたようです。当社で最も電力を使っていた月は、昨年11月でした。この月と今年5月を比較すると、電力量は6,000kwh(56%)削減できていました。その内訳は、電灯(75%減)やPCなど (20%減)、エアコン(71%減)です。電気代はといいますと、約13万円/月下がっていました。
電力使用量 比較
2010年11月 | 2011年3月 | 2011年5月 | ||
総電力量 | 10,830 | 6,005 | 4,752 | ▲56% |
電灯 | 3,947 | 1,507 | 976 | ▲75% |
電機機器(PC・サーバー・冷蔵庫など) | 3,482 | 3,038 | 2,776 | ▲20% |
エアコン | 3,400 | 1,460 | 1,000 | ▲71% |
電気代 | 23,8千円 | 13,2千円 | 10,0千円 | ▲56% |
成果分析
1. 電球をまた削減しました~人は暗さには慣れる!(▲75%)
実は、蛍光灯の削減をまだ続けています。明るいと暑く感じることもありますし、だんだん暗さに慣れてきたこともあり、机と机の間などの蛍光灯をさらに20本以上削減しました。また、昼休みの時間帯の1時間消灯を開始しました。今まで昼休みは電灯を付けっぱなしだったので、大幅な削減になっています。やはり「電球を抜く」という、手戻りのない改善が大きな成果を上げました。根本改善が効果的とのことがよくわかりました。
【取り組みの様子:節電で蛍光灯を抜く際のポイント】
2. エアコンの使い方には工夫の余地がある
~できるだけ室外機を動かさない(▲71%)
暑い夏が来ています。毎日うだるような暑さです。クールビズ、扇風機での限界を超えてきたので、暑さに我慢できず、エアコンを使い始めております。とはいえ、ちょっとした工夫で節電しながら、エアコンを使っています。
実は、エアコンの使い方には工夫の余地があることを、本社ビルの管理会社である、三菱地所プロパティサービスの方に教えていただきました。
◎ 室外機を使わなければ効果的に節電できる
エアコンは室内機と室外機から構成されています。特にオフィスのエアコンの室外機はめちゃめちゃ電力消費量が多い(当オフィスで1台8,000W!)ので、どれだけ室外機を動かさないかが鍵となります。
当社の室外機、室内機の構成
・室外機 8,240W×4台
・室内機 86W×24台
・換気装置 460W×4台
各室外機には、室内機6台、換気装置1台がぶら下がって構成されています。室外機をできるだけ止めるようにしながら、エアコンを動かせば大きな節電ができます。
◎ 4系統の室外機の半分を止めながら過ごす~賢く快適!
具体的には、室外機2系統づつを順番に1時間にづつ動かしています。こうすることで、大幅な節電になります。冷房病になるくらいに強力な冷房能力を持つエアコンですから、十分快適に過ごせます。ただ、1時間づつ交互に動かすのですから、暑がりの人にとって、エアコンが動いていないエリアはちょっと蒸し暑くなります。
それを補うのが、扇風機です。3名あたり1台の扇風機で補っています。 ぜひ、みなさんも「エアコン」と単にひとくくりにせず、分解して考えて、賢く節電、コストダウンに取り組んでください。
【取り組みの予定:クールビズ早期導入、扇風機導入】
節電は社会人教育に似ている?
「研修なんて何の役に立つの?」と言われる方がいます。社会人にとって、研修の時間は「自分の日常を振り返り考える」機会として最適です。また、新しいノウハウも手に入ります。それらを大いに使って仕事改善をしてみると大きな成果、効果につながるものです。
ただ、残念ながら、直接的な必要性にはまず気づかないものです。ですが、実際に取り入れてみると、効果の大きさにびっくりする点が似ています。もろセールスですが、節電で浮いたお金でぜひ当社研修の導入もご検討下さい。
【研修一覧はこちらから 講師派遣型 / 公開講座】