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節電プロジェクト[6] クールビズ早期導入の節電効果
もう、早いもので5月に入りました。だんだん、世の中も節電が得意になってきたような気がしています。蛍光灯の抜き方も上手になり、極端に暗いお店とかは減っている気がします。また、少し暗いのに目が慣れてしまい、燦々と明るい場所にいくと目がくらくらしてしまうようになってきました。環境への順応は早いですね。節電が当たり前になれば、夏の電力逼迫は杞憂に終わるかも知れません。
5月1日からクールビスを導入しました!
インソースでは、5月1日より、「クールビズ」にいたしました。昨年は7月からクールビズを導入しましたが、今年は2ヶ月早いスタートになりました。服装で温度を調節するのは、原始的ですが確実な方法だと思います。業務改善として節電を実施していますので、効果を考えてみました。
クールビス効果を予測① まずは社内のエアコンの数を数える
まず、本社内でエアコンの数を数えてみましたところ、24台あることがわかりました。この24台は、機器により使用頻度が異なります。だいたいの利用状況は以下の通りです。
- オフィス用冷暖房用エアコン:冷房時必要電力 2KW/時
- 執務スペース:ほぼフルタイム利用されている 15台
- 会議室・セミナールーム:だいたい5割程度利用されている 9台
- 昨年の室温設定:25度ぐらい
このうち、「執務スペース:ほぼフルタイム利用されている 15台」について、稼動が減った場合の削減電力量を計算してみました。
削減できる電力量
すべてのエアコンについて、今より温度設定を1度程度上げることができると考えます。実は、室温を1度上げると、10%も電力削減が可能と言われているんですよ。
[出典:財団法人省エネルギーセンター(PDFで開きます)]
そうすると、計算式は以下のようになります。
2KW×15台×10%=3KW/h
1時間あたり、3KW(キロワット)も削減できることがわかります。
クールビスで削減できる電力量・電気代(5月~9月)想定
それでは次に、削減できる電力量と電気代を見ていきます。
3KW×8時間×5ヶ月×20日=2400KWh
→2400KWh×20円=約53千円
なんと、5~9月の5ヶ月で、約5万3千円も節約できるはずです。とは言え、実際に測定してみないと正確には分かりません。乞うご期待を!