■インソース「OJT研修」の特徴
インソースの「OJT研修」は、上記のことを踏まえ、以下のような内容で研修を実施いたします。
(1)「考え方の軸」(行動するための判断基準)を理解させる
OJTの目的は、現場で「考えて」「動く」ことのできる自立した人材を育成することです。
そのためには、会社の理念や風土を踏まえた「考え方の軸」(行動するための判断基準)をOJTリーダーがしっかりと把握し、それを指導相手に理解させる必要があります。
この「考え方の軸」ができれば、仕事の現場で判断に迷ったり、間違った判断をすることが少なくなり、その結果、自立して動くことができるようになります。
(2)ツールを用いた計画的なOJT指導
OJTは、場当たり的ではなく、計画的に指導を進めることが求められます。インソースの研修では、OJTツールを通じて、「準備」「計画」「指導方法」などを具体化します。
(3)多面的な現状・リスク分析手法の習得
OJTを始めるにあたって、詳細な現状分析は不可欠です。
現状分析は、指導相手にとどまらず、OJTリーダー自らの能力・スキルまで把握する必要があります。また、OJT指導中に発生しうるリスクを明確にしておくことも、OJTを計画的に進めるために必要なことです。
本研修では、ツールを使用して現状分析やリスク分析を行う手法を習得していただきます。
また、「OJT担当者」が孤立しないためには、自分を含め、現場全体から適任者を探し、該当者に新人の指導を依頼するなど、周囲と協調しながら、新人を育成する計画を立てることが重要となってきます。
(4)ケーススタディによるOJT指導の実践力向上
研修の最後では、実際のOJTの現場においてよく見かける問題を取り上げ、ケーススタディを実施します。ケースは以下8種類の中から、それぞれの課題にマッチしたものをお選びいただけます。
実践的なケーススタディを行うことで、OJTを実施する実践力を高めます。
【8つのケーススタディ】
1.わがままな部下・後輩の場合
~不平・不満の受け止め方
2.会社を辞めたいと言ってきた場合
~モチベーションに気を配る
3.マネジメントする部下の人数が多い場合
~業務指導
4.何度注意しても服装や外見を改めない場合
~理由付け・動機付け
5.指示・指導を理解しない場合
~仕事の「意味」を教える
6.整理整頓ができていない場合
~整理整頓に関する「考え方の軸」を作る
7.部下が自分で考えない場合
~部下の考えを聞き返す
8.部下に仕事を引き継ぐ場合
~「引継ぎシート」で洗い出し
【近日開催!オススメ公開講座のご案内】