ＱＣリーダー研修～ＱＣ活動の推進力を身につける（１日間）

ＱＣ活動の手順と手法を習得し、リーダーとして効率よく活動を進めるポイントを学ぶ

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対象者

リーダー層
管理職層

・工場・製造現場における品質管理・業務改善の担当者
・工場・製造現場向けに改善提案を行う必要がある方
・建設・土木業の現場管理者の方

よくあるお悩み・ニーズ

業務が忙しく、ＱＣ活動へのメンバーの意欲も低く、形骸化してしまっている
ＱＣチームのリーダーではあるが、何をどのように進めていけばよいのかがよくわからない

研修内容・特徴outline・feature

ＱＣ活動を実行するために、リーダーとして必要な基本知識や実務スキルを体得するプログラムです。ＱＣ活動とは、業務の品質や生産性を高めるために、業務遂行方法を変更することです。問題の洗い出し→現状分析→対策検討・目標設定→実行・検証のステップごとに解説し、リーダーとしてチーム業務をうまく改善するために気をつけるべきことを考えます。

研修のゴールgoal

①ＱＣ活動の概要をつかみ、基本的な進め方を理解する
②改善対象をうまく抽出・分析して、適切な対策を検討できる

研修プログラム例program


	内容	手法
	１．ＱＣ活動とは【ワーク】ＱＣサークル活動を進めるうえでの阻害要因や難しいことをあげる	ワーク
	２．問題とは何か（１）問題とは「事実」をあらわす言葉（２）問題解決への取り組みが「課題」（３）問題解決とは何か～対処型と目標設定型（４）問題解決の基本的な流れ～問題解決の５つのプロセス	講義
	３．改善対象の抽出【ワーク】自組織の抱える問題を洗い出す	講義ワーク
	４．テーマの選定（改善対象の絞り込み）（１）改善テーマを選定するとは（２）改善テーマを選定する基準	講義
	５．現状分析（１）見えない現実を数値化する～フェルミ推定【ワーク】挙がった問題を１つ選び、コスト計算をする（２）図表で見える化し分析する～表（マトリクス）とグラフ（３）管理図と層別で考える～読み取るべきことは何か（４）動態観察を行う～たまには１日中現場に座ってみる（５）工程分析（流れ図・フロー図作成）を行う（６）パレート図による分析～何が決定的に重要か（７）ＱＣ７つ道具～分析のためのツール群【ワーク】問題の分析方法や理由を考える	講義ワーク
	６．原因追究（１）現象と原因（２）原因を徹底的に考える～経験だけに頼らない（３）原因を体系的に考える～特性要因図（４）真の原因を考える～現象面の対処よりも、原因への対処（５）原因展開～「なぜ？」と考えるクセをつける【ワーク】問題の複数の原因を可能な限り「なぜ？」で掘り下げる（６）ロジックツリー～原因展開	講義ワーク
	７．目標設定（１）なぜ目標を設定するのか～どの水準までの達成で成功とするか（２）目標設定のポイント～測定しやすいテーマと目標とは	講義
	８．対策の立案・検討（１）対策立案の基本（２）対策立案のポイント～ＥＣＲＳの原則（改善の４原則）（３）対策検討のポイント	講義
	９．ＱＣ活動の進め方（１）メンバーを動かすための工夫（２）途中経過を検証し計画を修正（３）効果の把握（４）効果を踏まえる（５）改善を定着・継続させる	講義
	１０．業務改善企画書の作成【参考】基本的な用語	ワーク