2018年1月24日
人材サービスのパーソルキャリア(東京・千代田、峯尾太郎社長)がまとめた「転職市場予測2018上半期」によると、2018年上半期(1月~6月)の転職市場全体における求人数は、引き続き豊富な状況が続き、転職希望者にとって売り手市場が続くとみられている。
業界別にみると、全11分野のうち「増加」が見込まれるのは「電気・機械」、「メディカル」、「営業」、「人事・経理・法務」、「企画・マーケテイング」の5分野。
「電気・機械」では、モノづくりエンジニアの求人数は引き続き増加の見通しで、業種や製品の垣根をまたぐ転職も当たり前になってくる。
「メディカル」では、バイオベンチャーでの研究職採用が活発で、MR経験者が医療機器営業に転職するなど異業種からの受け入れも増加傾向にある。
「営業」では、特に人材サービス、アウトソーシング、広告、IT、Web広告といった無形の商材・サービスを扱う業界での採用が活発だが、消費財メーカー、飲料品メーカーなど有形商材を扱う大手企業の求人も増えている。
「人事・経理・法務」では、スピードを重視する企業で管理部門の一部機能を事業部門内に設置するなどなどの動きがみられるほか、事業再編やガバナンス強化、働き方改革など企業が抱えるさまざまな需要課題に対して積極的にアプローチできる人材へのニーズが高まっている。
「企画・マーケテイング」では、新しい市場の開拓や商品・サービスの開発、生産性向上など、事業そのものへのインパクトが大きいため厳選採用となる傾向があり、人員が補充されないまま新たに求人が増えていく状況があり、引き続き求人数は増加する見込みだ。
一方、唯一「減少」が見込まれるのは「金融」。銀行は、2016年から続くマイナス金利政策の影響が大きく、収益の悪化がより顕著になってきた。そのため、求人は専門職と投資に対応するニーズに限定的となっている。
そのほか、「緩やかに増加」が見込まれるのは「建築・土木」、「販売・サービス」、「クリエイティブ」の3分野、「横ばい」は「IT・通信」、「化学・素材」の2分野となっている。
配信元:日本人材ニュース
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