2022年9月26日
2023年卒学生の8月末時点での内々定率は85.8%となっており、現行の採用スケジュールとなって以降過去最高であることが、マイナビ(東京・千代田、土屋芳明社長)の実施した「マイナビ 2023年卒大学生 活動実態調査(8月)」で明らかとなった。
2023年卒業予定の大学生・大学院生の8月末時点での内々定率は前年比4.5ポイント増の85.8%となっており、現行のスケジュールになって以降(2017年卒以降)過去最高の数値となった。平均内々定保有社数は前年比0.3社増の2.5社だった。
【内々定保有率(8月末時点)】
2023年卒 85.8%
2022年卒 81.3%
2021年卒 77.6%
2020年卒 82.6%
内々定を得た学生に対して、内定式に関して入社予定先企業から連絡を受けているかどうか聞くと、最も多かったのは「実施することは決まっているが、詳細は未定という連絡がきた」で38.1%、「実施形式など詳細について連絡を受けている」は29.9%、「まだ内定式についての連絡は来ていない」は27.4%だった。
「実施形式など詳細について連絡を受けている」と回答した学生限定で、実施形式を聞くと、「対面形式で実施される予定」が66.1%(前年比32.4ポイント増)で最も多く、前年最多だった「オンライン形式で実施される予定」の26.8%(前年比26.9ポイント減)を大幅に上回り逆転した。
対面実施が増加した理由についてマイナビでは、「コロナ禍3回目の内定式だが、企業側にも感染症対策のノウハウ等が蓄積されたことで、対面実施の予定が増加した」と指摘する。
【内定式の実施形式】
対面形式で実施される予定 66.1%(前年33.7%)
対面とオンラインの併用で実施される予定(参加者の希望制) 5.3%(同8.7%)
対面とオンラインの併用で実施される予定(参加者の居住地により決定)0.9%(同2.2%)
オンライン形式で実施される予定 26.8%(同53.7%)
その他 0.8%(同1.7%)
「入社後の配属をどの時点で知りたいと思うか」と聞くと、入社前に知りたいと思う学生は86.0%だった(「内定通知前の面談・面接」「内定通知と同時」「内定式」「内定通知後から入社前まで(内定通知時、内定式は除く)」の合計)。
「マイナビ2023年卒 企業新卒採用活動調査」の結果を踏まえてマイナビでは、「企業調査によると"入社前"に配属先を告知する割合は"勤務地の通知"が60.8%、"職務内容の通知"が57.8%と、学生の希望するタイミングと実際の企業が通知するタイミングにギャップが生じている」とした。
「特に、"内定通知と同時"(15.5%)、"内定式"(15.4%)は企業が実際に実施するタイミングとギャップが大きく、学生は入社後の自身の働く環境について早めに知りたいというニーズがある」と分析する。
【入社後の配属をどの時点で知りたいと思うか】
内定通知前の面談・面接 21.4%
内定通知と同時 15.5%
内定式 15.4%
内定通知後から入社前まで(内定通知時、内定式は除く) 33.7%
入社式 3.1%
入社後(実際の配属時) 10.9%
配信元:日本人材ニュース
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