■ポイントは3つ ~いつ、何を、どれだけ
連日、行政に関するニュースが流れ、記事が新聞に載り、国民、住民の行政に対する関心は非常に高いものだなと感じます。
そんな中、ニュースなどを見ていて感じることは、説明の仕方で状況は大きく変わるものだなということです。。
あいさつ文でも触れさせていただきましたが、やはり重要なことは相手に合わせることではないでしょうか?
ポイントは①相手が欲している情報を、②相手が欲しているタイミングで、③相手が欲しているだけ、提供するということです。
たとえば、マスコミであれば、記事に載せられないと意味がありませんので、入稿に間に合う時間に発表することが大切かもしれません。
また、重大な事故の説明であれば、その時点で分かっている情報だけでも知りたいのが、人情ではないでしょうか。
遺漏なくすべての情報をという考えは重要ですが、遅きに失しては、かえって不満につながってしまいます。
上記の3つのポイントに気をつけていただければと思います。
■相手を味方につけるために ~隠し事をしない
上記に加えて、隠し事をしないことも重要です。ある管理職の方が、隠し事をしないことが、住民やマスコミなどの支援を仰ぐことができると、ご自分の経験をもとにお話しをしてくださいました。
実際にネガティブな事実があったものの、それを改善するためにも前向きな取り組みにしたいと話すことで、好意的に捉えてもらえたとのことでした。当たり前ですが、いざとなるとつい躊躇してしまうかもしれませんね。
最後に、説明責任とは、少し離れますが、意図が明確なお詫びがさっと出てくるようになることも必要ではないでしょうか。
相手が不快に思っていれば、不快感を感じさせたことについて、説明までに時間を要したのであれば、遅くなったことに対してなど、お詫びをすることで、相手に話しや説明を受け入れる態勢を作ってもらえることもあるはずです。
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