ENERGY Vol.10 人的資本経営の進め方

Vol.10 人的資本経営の進め方

vol.10は近年注目が高まっている「人的資本経営」がテーマです。 企業に対して非財務情報の開示が求められる中、具体的な取組み策の検討が急務となっています。 本誌では、お客さまの取組み事例や人的資本の開示項目設定、人事サポートシステムの活用についてご紹介しております。

人的資本ナンバーワン企業に聞く【双日株式会社】

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人的資本ナンバーワン企業に聞く【双日株式会社】

インソースでは各社の「人的資本の開示」を比較してきた。その中で、特に株主に対する誠実な姿勢という点で際立っていたのが双日株式会社だ。同社は290の企業・団体が参加した日経統合報告書アワードでグランプリを獲得し、経済産業省の「人材版伊藤レポート2.0」でも先進的な取り組みが紹介されている。双日が考える「価値を創造できる人材」づくりについてうかがった。

「人的資本経営」に 企業と人事部長は どう取り組むか ~CHRO、人事部長が経営トップになる時代へ

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「人的資本経営」に 企業と人事部長は どう取り組むか ~CHRO、人事部長が経営トップになる時代へ

経済産業省の定義では、「人的資本経営」とは人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方のことを指します。社内の人材育成や働きやすい環境整備は、多くの日本企業にとって以前から当たり前にやってきたことですが、人材を「資源」でなく「資本」であると明言した点が新しいといえます。

人的資本開示で 自社の強みをアピールする!

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人的資本開示で 自社の強みをアピールする!

人的資本指標の開示を推し進める経済産業省のウェブサイトにも記載があるように、「人への投資」に積極的な日本企業に世界中から資金が集まり、次なる成長へと繋がることが期待されています。そのためには従業員の育成などに対する日本企業の真摯な取り組みを指標として数値化して表し、日本企業の市場価値を再向上する必要があります。

人的資本経営 の取組み方 ~経営戦略との連動性を踏まえた人材戦略とその開示項目の設定

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人的資本経営 の取組み方 ~経営戦略との連動性を踏まえた人材戦略とその開示項目の設定

人的資本経営」の具体的な施策というと、「DX人材の育成」や「ダイバーシティの推進」などが挙げられ、その実績を開示項目として選定されることも多いと思います。では、その目的は何かというと、株主をはじめとするステークホルダーに、人的投資を根拠とする成長可能性を示すことだといえます。

人事部長に求められるファイナンシャル・リテラシー

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人事部長に求められるファイナンシャル・リテラシー

人的資本経営とは、投資により価値を増加させうる「人的資本」としてヒトを捉え、人的資本の価値向上を通じて中長期的な企業価値向上を実現する経営のありかたであり、人事部長はその推進責任者としての役割を担うことになります。以下、その具体的内容、およびそのために必要なリテラシーについて述べていきます。

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