就職活動は、「自分の得意なこと」と「相手が求めている能力」が一致した時にうまくいきます。選考にはもちろん他の要素も絡んできますが、最も重要なポイントのひとつはこれです。
たとえばコンサルティング会社を受けるとします。とても大雑把な分類になりますが、コンサルタントに求められる要素は大体次の3つだとしてみましょう。
i)目標達成へのこだわり(土日返上当たり前なぐらい!)
ii)人を惹きつけるカリスマ性
iii)斬新な発想ができるか
あなたには、上の3つの要件を満たす自信がありますか?上の3つの能力のいずれかを発揮したような経験がありますか?
もしあるのなら、経験談を交えて、説得力を持たせながらアピールしてみましょう。きっとうまくいきます。
なかったらどうなるか。おそらくご縁が無いと思います。
もし、無理矢理自信をつけて、話を見つけ出したとしても、結果は同じだと思います。着たい服と似合う服は違うように、きっと企業側も違和感を感じるはずです。
何が言いたいかというと、自己分析をする時はまず、自分が受ける会社が「どんな能力を求めているのか」を徹底的に考えましょう。ということです。
大体3つぐらい大まかなポイントを見つけ出せたら、次にその能力を発揮したような経験があるか、思い返しましょう。
「もうバリバリ!」それなら脈アリです。OB訪問などを行って、その会社への理解を深めていきましょう。
「うーん、ちょっと・・・」という人。もちろんその会社がどうしても素敵で受けてみたい!と言うなら止める理由なんてありませんが(時間が許すなら是非受けてみることをお奨めします)この分析に限って言えば、会社との相性は△な可能性が高いです。
最近自分の人生をまとめて振り返ったりするような自己分析が流行っていますが、恐ろしく時間がかかる上に、何もわからなかったりしませんか?(僕は全然でした^^;)
一方、このやり方のいいところは「実戦的である」ということ。自分が興味のある企業から遡って自己分析した方が、圧倒的に効率がいいと思いません?
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方