良く「面接とは自分という商品を売り込む場」であるという話を聞きます。
「自分はこんなことが出来て、こんな事をしてきて、こんな長所があります、御社のこういうところに共感しています。だから御社を志望しています」
一方的に自分のよさをアピールしても相手にそのまま伝わるとは限りません。皆さんも押し売りの様なセールストークからは、あまり商品を買おうとは思いませんよね。
大切なのは相手の立場を考えるということです。
■「相手にとっての分かりやすさ」
面接は、皆さんの人物像を確かめるための機会です。そこには、自分のことを確かめたいと思っている「相手」が存在しています。
面接では、その企業(実際は面接官)という相手を最優先に考慮しなくてはいけません。自分が「この方法なら理解してくれるはずだ。」と考えていても、相手が思ったように取ってくれなければ、それは自分の責任です。
「何で分かってくれないんだ。」では済まされません。
自分の立場から見た「相手がわかりやすいだろう」というものではなく、「相手の立場から見てわかりやすいだろう」という視点で考えなくてはいけないのです。それは自己PRなどの要約力や、適宜適量的確の判断力の基本にあるものです。
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■相手の立場、状況を考慮した上での「コミュニケーション能力」がまず必須!
極端に言えば、「相手が誰であろうがわかりやすいもの」でなくてはならないのです。だから、強烈な表現や言い回しが不必要になるのです。
しかし、誰が聞いてもわかりやすいというのは大変難しい。社会人になっても苦労したり悩んだりしている方がいます。
話す内容が如何に充実していても、相手に理解されなければ全く意味のないものになってしまうし、より溝を深くしてしまう可能性もあります。
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■「自分を採用すれば得ですよ!
いくら自分をわかりやすく伝えても、「結局採用して貢献してくれる人物なのか」「うちの企業理念と合っている人物なのか」この疑問への返答に結びついていないと全く意味がありません。
あなたのことが理解されても、採用に足る人物かどうか判断できなければ意味がないのです。ですから、それも明確に簡潔に話していかなくてはなりません。
しかしそれは、これまでに説明した自己分析方法や分かりやすい話し方などをあわせて考えていけば、自ずとつかめると思います
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方