Aさん:「行きたい会社」の選び方
これは当り前のようで、案外、盲点になっていると思うのですが、「行きたい会社」を選ぶ際には、その企業のことだけではなく、その企業が属している業界のことも考える必要があります。
「その業界は、社会においてどのような役割を果たしているのか」・・・・などなど。
というのは、たとえ現時点でその企業の業績が好調でも、自身の社会的役割について、考えや将来のビジョンを持っていない業界は、全体として、継続的に成長することはまずないでしょう。
希望する企業・職種を決める際には、このような大きな視野も必要です。終身雇用、転職が日常茶飯事になったといえ、就職は、一生の内で大事な決断の1つですからね(結婚、マイホームの購入などと同じように)。
また、それだけではなく、自分が企業に進み、実際に仕事をするとき、その企業の会社方針に共感できなければ、仕事に意欲がわかなくなってしまいます。
そういう危険性を回避する意味でも、企業や業界の〈ビジョン〉をリサーチすることは重要です。
自分が仕事をして社会貢献するという〈マイビジョン〉と、企業・業界の〈ビジョン〉は、全く同じということはありえないにしても、向かっているベクトルは同じものである方がいいでしょうね。
Bさん:欲しい人材
私個人の考えではありますが、私の「欲しい人材」は、人付き合いが好きで、コミュニケーション能力にたけ、なおかつ、人に対してサービス精神旺盛な人材でしょうか。
また自ら考え、自ら動ける、能動的な人材もいいですね。気配り、目配りなどを普段から自然にできる人が、よい仕事をする有能な人材だと考えます。
私の個人的な考えだと断りましたが、大部分の人事担当者が同じような印象を持っていると思います。
Cさん:面接で重要な点
・言語が明瞭であること
・自分の考えを、短い時間で、的確に表現できること
この2点が実際の面接で見られるポイントです。
また、話す時は、しっかり面接官の目を見て、姿勢を崩さないことも基本です。
アピールポイントとしては、会社がいま何を必要としているかを把握し、自分がそこにどう関われるかを意識しておくことも重要です。
そうすれば、面接の際、面接官と会話の「キャッチボール」がスムーズに行え、質問にも適切な答えが自然にできるようになります。
面接官が質問した内容自体も重要ですが、「なぜそのようなことを質問するのか」という、質問の〈背景〉を考える余裕が必要です。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方