就職面接で人がやらない『10のポイント』

 

就職面接で人がやらない『10のポイント』

人事担当者からのアドバイス

人事担当者からのアドバイス

Aさん:「行きたい会社」の選び方
    これは当り前のようで、案外、盲点になっていると思うのですが、「行きたい会社」を選ぶ際には、その企業のことだけではなく、その企業が属している業界のことも考える必要があります。

    「その業界は、社会においてどのような役割を果たしているのか」・・・・などなど。

    というのは、たとえ現時点でその企業の業績が好調でも、自身の社会的役割について、考えや将来のビジョンを持っていない業界は、全体として、継続的に成長することはまずないでしょう。

    希望する企業・職種を決める際には、このような大きな視野も必要です。終身雇用、転職が日常茶飯事になったといえ、就職は、一生の内で大事な決断の1つですからね(結婚、マイホームの購入などと同じように)。

    また、それだけではなく、自分が企業に進み、実際に仕事をするとき、その企業の会社方針に共感できなければ、仕事に意欲がわかなくなってしまいます。

    そういう危険性を回避する意味でも、企業や業界の〈ビジョン〉をリサーチすることは重要です。

    自分が仕事をして社会貢献するという〈マイビジョン〉と、企業・業界の〈ビジョン〉は、全く同じということはありえないにしても、向かっているベクトルは同じものである方がいいでしょうね。
    

 Bさん:欲しい人材
    私個人の考えではありますが、私の「欲しい人材」は、人付き合いが好きで、コミュニケーション能力にたけ、なおかつ、人に対してサービス精神旺盛な人材でしょうか。

    また自ら考え、自ら動ける、能動的な人材もいいですね。気配り、目配りなどを普段から自然にできる人が、よい仕事をする有能な人材だと考えます。

    私の個人的な考えだと断りましたが、大部分の人事担当者が同じような印象を持っていると思います。
 

 Cさん:面接で重要な点
    ・言語が明瞭であること
    ・自分の考えを、短い時間で、的確に表現できること
    
    この2点が実際の面接で見られるポイントです。

    また、話す時は、しっかり面接官の目を見て、姿勢を崩さないことも基本です。

    アピールポイントとしては、会社がいま何を必要としているかを把握し、自分がそこにどう関われるかを意識しておくことも重要です。

    そうすれば、面接の際、面接官と会話の「キャッチボール」がスムーズに行え、質問にも適切な答えが自然にできるようになります。

    面接官が質問した内容自体も重要ですが、「なぜそのようなことを質問するのか」という、質問の〈背景〉を考える余裕が必要です。


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