インソース内定者の深瀬でございます。今回は私が経験した就職活動でのポイント"定義付け"をご紹介したいと思います。
就職活動中の皆様はすでに自分の長所、自己PRを面接などで聞かれたことがあるのではないでしょうか?そんな中で、自己PRはこれでいいのかな?と不安に思っている方も多いかと思います。そこで自分の考え・意見を掘り下げる方法として"定義付け"をご紹介します。
■ "定義付け"="○○とは××である"(例「コミュニケーション」)
皆さんに質問です。「コミュニケーション」とは何でしょう?
相手の話を聴くことでしょうか?自分の考えを伝えることでしょうか?なんとなくイメージする事柄は近いと思いますが、共通する概念はないのではないでしょうか?このイメージをハッキリさせるのが"定義付け"です。
コミュニケーション・協調性などの抽象的な言葉は便利ですが、勘違いが生まれやすい言葉です。ですが、「○○とは××である」と言い換えることでハッキリした言葉にすることができます。これならば言葉を伝える相手との勘違いは少なくなります。
■ 私の考えるコミュニケーション能力とは・・・?
例えば、私は最初の頃、エントリーシートで次のように書いていました。
「私にはコミュニケーション能力があります。なぜなら大学時代にサークルで部長として皆をまとめた経験があるからです。」
でも読み返してみて、どうも漠然としていると思ったのです。そこで私はあえて「私にはコミュニケーション能力があります、私の考えるコミュニケーション能力とは・・・」と定義を考えてみました。そのとき私の考えたコミュニケーション能力とは、「反対意見を持っている人にも納得してもらえるように、自分の考えをわかりやすく説明する力」ということでした。こう置き換えてみたとき、「コミュニケーション」という漠然とした言葉が急にわかりやすくなったような気がしました。
■ 先輩からのコメント~特にカタカナに注意
この話は、就職活動に限らず必要なことです。エントリーシートの中で気付けたというのは良い話だと思います。(私たちも研修を実施していて「リーダーシップ研修」や「マネジメント研修」などのご要望をいただくときは特に注意深く定義をお伺いします。)言葉が漠然としていると、読んでいる方(企業担当者側)も、わかった気になってわかっていないことが多く、印象に残りません。ぜひ、今自分が使っている言葉を見返してみてください。特にカタカナがあったら要注意です。日本語に定義づけし直してみてください。ぐっとわかりやすくなるはずです。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方