■企業選択理由は適切か?
我々がこの大震災で改めて知ったことは、常なるものはない、頼りになるもの は自分しかないという事実でした。就職においても「絶対安心」と言える企業 や組織はどこにもないことも実は同じです。若い時は、人から見て人気企業で あることや、安定した企業であることを主たる理由として就職を考える傾向が あると思います。でも、働くことに「かっこいい」「かっこ悪い」「勝ち」 「負け」は実はありません。ましてや人気企業ランキングに価値があるとは全 く思いません。
■私が働くことで世の中が良くなる と言える「自分の仕事」を手に入れる
私は、仕事を選ぶ際に重要なのは「私が働く事で、世の中が良くなる。喜んで くれる人が増える」という事だと考えます。「自分が世の中にどんな貢献をし たいか」を考え、愛着を持ち長く続けていける「自分の仕事」を手に入れるこ とが重要だと思います。
■人気・規模から離れて企業を選ぶ
企業の人気や規模の束縛から離れれば、実は「世の中に貢献できる自分の仕事」 ができる、知られていない(不人気な)企業は沢山あります。当然知られていませんから、ホームページなどを調査し、人事部門に電話し、訪問したりして話をきかせてもらうしかありません。しかし、こんな手間をかけるのが本当の就職活動かもしれません。
■就職の近道かもしれない
知られていない企業は当然、競争も少ないので、採用のチャンスも高くなります。弊社インソースも知られていない企業の一つです。研修業の同業他社が数万人の応募者を集める中、応募者が極めて少ないのが実情です。(同業他社よ り良いサービスを提供し、9年連続売上増を続けているにもかかわらずです。 採用意欲も極めて高いのですが)ですから、むしろ就職の近道であるかもしれ ません。
■熱意があれば、求人のない企業でも入社できる
また、奥の手としては、求人すら出していない企業でも、採用意欲はあるもの です。ただ、応募がないのでHPで求人していないだけなのです。この会社いいなと思ったら、迷わず電話してみてください。みなさんが世の中のために働きたいと言って、熱意を見せれば、ライバルなく採用されるかもしれません。 実際、この様な事例は多数あります。
皆さんの就職が、うまくいくことをお祈りしております。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方