「他に進んでいる選考のことを伝えるか?」
これ、地味に悩むところだと思います。本を読んでも書いてあることはそれぞれですよね。「御社が一番です!」と言った方が良いよ、というもの、「正直に伝えても大丈夫だよ」とアドバイスする本もありますよね。今回はこれについて取り上げてみたいと思います。
■すごく来てほしい!人/よくわからない人
選考の進んでいる学生は、面接官から見て2種類に分かれます。「どうしてもこの子はうちに来てほしい!」と思う学生と、「よくわからない」学生です。「よくわからない」学生は、ざっくり言うと「来てくれたら良いけど、来てくれなくても良い」という感じ。実際のところ、どちらでも良いのです。
■最後の一押しを!
前者の「どうしてもこの子はうちに来てほしい!」という学生は、迷っていることを正直に言っても良いのですが、後者の「よくわからない」学生は、正直に言ったらその場で不採用にされてしまうでしょう。そもそもどちらでも良いので、本人の当社への志望度が低いのだとしたら、選考を進める理由もなくなってしまいます。後者の学生は、逆にあと一押しする必要がある立場なのです。「御社にどうしても入りたい!」という気持ちが、最後の一押しになる場合があります。
■どうしても来てほしい!学生はほんの一握り
理解しておかなければならないのは、「どうしてもこの子はうちに来てほしい!」と思われる学生はほんの一握りだということです。皆さんは、自分のことを「よくわからない」と思われている側だと認識しておくほうが良いでしょう。
そもそも志望度が低い場合? その場合は、落ちても良いつもりで、先に言った方が良いですよね。当然ながら。
☆来週もお楽しみに!
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