新人研修の課題解決〜現場と新人のギャップを埋める方法
新人研修の課題解決〜現場と新人のギャップを埋める方法
本日は、前職が教師だった癸生川が「新人研修」について語ります。
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最近の新入社員の特徴
あまり苦しい経験をしてきていない新人が増えてきているように思います。子どもの数も少なく、「過保護」な環境で育った人が多くいるという印象です。
特に、「こだわりや思いはあるけれど、周りや可能性に合わせてしまう子」が増えていると、教師の頃に生徒の進路相談を担当していて感じていました。
このような新人と現場の人では、育ってきた過程が異なるため、お互いの持つ「常識」も違います。その違いこそ、職場で「現場と新人のギャップ」といわれるものです。
新入社員を受け入れる現場の悩み
新入社員に対して、受け入れる現場や上司の方の多くは「最低限度の常識を身につけておいてほしい」「新入社員研修を通して、マナーや会社で働く考え方を身につけてほしい」と思っています。
会社や組織にとって新入社員を獲得することは、永続性を保つために必要な行為です。しかし一方、戦力が限られた中での組織運営において、育成や教育に時間がかかる新人は、コストやリスクも大きくなります。
「できるだけ早く戦力になってほしいが、あせって育成すると戦力として活用できず困る」というところが、新入社員教育の難しいところです。
インソース新人研修の3つの工夫
そのようなお悩みに応え、インソースの新人研修では、3つの工夫をしています。
1.新入社員の特性に合わせた進め方
今の新人の方は周りに合わせがちなだけに、「まじめ」「いわれたことはそつなくこなす」とも評価できます。インソースでは、そのようなまじめな新人の特性に寄り添い、合わせるべき常識を提示する形で研修を進めていきます。
2.実践をイメージできる伝え方
素振りの上手な新入社員は、現場で活躍できます。それは、素振りによって、理論だけではなく実践をイメージすることができるからです。インソースの研修では、形通りのマナーではなく、現場から歓迎される実践的なマナーをお伝えしています。
3.1から教える
新人と現場の人との「常識」によるギャップを埋めるため、新入社員の素朴な疑問に一つひとつ丁寧に答えられるよう、研修を組み立てています。
・なぜ名刺交換が必要なの?
・座席の座る順番はどうして決まっているの?
・休みの連絡は携帯メールではいけないの?
新入社員の気持ちと特性を知り、会社の要望を知り尽くしたインソースだからこそ提供できる研修の形です。