若手向け研修～社会人基礎力向上編（３日間）

若手向け研修～社会人基礎力向上編（３日間）

社会人に必要な「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を高める

研修No.B YEP305-0000-5710

対象者

  • 新入社員
  • 若手層

・入社（入職）半年以上～５年目程度の方
・社会人としての基礎力を高めたい方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 主体性を持って働くようにと言われるが、具体的に何をすればいいかわからない
  • 発生している問題を解決する力を身につけたい
  • 関係者と円滑なコミュニケーションが取れるようになってほしい

研修内容・特徴outline・feature

社会人基礎力とは、「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事をするうえで必要な基礎的な能力」として経済産業省が提唱したものです。本研修では、次の３つの力について解説します。

＜１日目＞前に踏み出す力
目の前にある課題に自ら進んで取り組む意志があるかどうかで、仕事の成果が大きく変わります。主体的に周りに働きかけながら、目的に向かって実行する力を身につけます。

＜２日目＞考え抜く力
仕事とは課題発見と解決の繰り返しです。問題発見から解決までの基本手順をおさえ、各プロセスで有効な思考法やフレームワークを習得します。

＜３日目＞チームで働く力
仕事は多くの関係者とともに進めます。それぞれの考えの違いを理解し、信頼関係を築いたうえで合意形成をはかるためのコミュニケーションのポイントを学びます。

研修のゴールgoal

  • ①周囲を巻き込み、確実に目標を達成するための仕事の進め方を身につける
  • ②自ら問題を発見し、解決へと導くことができるようになる
  • ③チームで働くために必要な発信力や柔軟性、規律性を理解する

研修プログラム例program

＜１日目＞前に踏み出す力（研修時間：７時間）
内容
手法
  • １．主体性～目の前にある課題に、自ら進んで取り組んでいこうとする意志
    【ワーク】仕事をするうえでなぜ主体性発揮が必要であるかを考える
    （１）主体性を発揮することで何を組織にもたらすか
    （２）自分で考えるクセをつける
    （３）周りのために行動する
    ①周りの変化に敏感になる　②ちょっとしたお手伝いを心がける
    （４）知らないことやわからないことと向き合う
講義
ワーク
  • ２．働きかける力～他人に働きかけ巻き込む力
    （１）上司や同僚を巻き込む力
    （２）相手に動いてもらいたい理由を伝える
    ①なぜ相手に動いてもらいたいのかを伝える　②関係者を説得する
    （３）ホウ・レン・ソウとは
    【ワーク】上司や先輩にとっての、ホウ・レン・ソウの目的や意義を考える
    （４）ホウ・レン・ソウするかどうかの判断基準
    【ワーク】ケースを読み、ホウ・レン・ソウのロールプレイングを行う
    （５）依頼する時の注意点
    ①まず「何のために、何をしてほしいか」という目的を明確にする
    ②目的を踏まえて相手と共有すべき情報を整理する
    ③相手が理解しやすいように伝え方を組み立てる
    ④目的を意識した伝え方の基本ステップ
    （６）感謝の言葉を伝える
講義
ワーク
  • ３．実行力～目的を設定し、確実に行動する力
    （１）実行力がある人は自ら仕事を進め、継続的に改善できる
    （２）仕事の目的を常に意識する
    ①目的意識が希薄だと受動的になる　②目的から逆算して行動を導き出す
    （３）目的、目標、手段の違い
    【ワーク】ケースに基づき、目的と目的に即した対応を検討する
    （４）仕事を進めるPDCAサイクル
    （５）計画を立てる～PLAN
    （６）実行する～DO
    （７）振り返る～CHECK
    ①結果を評価する　②行動や状況を思い出す　③問題を洗い出す
    ④原因を追究する
    【ワーク】「会社に遅刻してしまった」というミスの発生原因を掘り下げる
    （８）改善する～ACTION
講義
ワーク
＜２日目＞考え抜く力（研修時間：７時間）
内容
手法
  • ４．課題発見力～現状を分析し目的や課題を明らかにする力
    （１）問題と課題との違いとは
    （２）イシュー（Issue）とは何か～よい課題設定のための考え方
    ①課題の見極めに役立つイシューという概念　②イシューとプロブレムの違い
    ③イシューは問題発見・分析の段階でも必要な視点
    （３）課題の質を上げるための視点
    （４）課題設定に不可欠な論理的思考
    ①ロジカルシンキングの基本１～モレなくダブりなく
    ②ロジカルシンキングの基本２～だからとどうして
    （５）課題のレビューに有効な水平思考
    【ワーク】ケースを読み、課題を明らかにする
講義
ワーク
  • ５．計画力～課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
    （１）やるべきことの洗い出し
    （２）時間の見積とスケジュール化
    ①目的を考える　②出展準備に必要な業務の洗い出し
    ③洗い出した業務のグループ分け
    （３）仕事のミスとリスク
    ①仕事の基本となる判断基準QCDRS
    ②優先順位を決める判断基準～重要度×緊急度
    【ワーク】顧客感謝祭で焼きそば屋を出店する準備をする
講義
ワーク
  • ６．創造力～新しい価値を生み出す力
    （１）創造力を発揮するために①～知的好奇心を持つ
    （２）創造力を発揮するために②～ゼロベースで考える
    ①既成の枠組みを取り払う　②情報をクリティカルに捉える
    ③自分の中のバイアスに気づく　④即興の力を借りる
    （３）創造力を発揮するために③～顧客視点
    （４）発想力はクリエイティビティの原点
    （５）発想のための基本フレームワーク～発散と収束
    【ワーク】ケースに基づき、発散と収束を通してアイデアを発想し、まとめる
講義
ワーク
＜３日目＞チームで働く力（研修時間：７時間）
内容
手法
  • ７．発信力～自分の意見をわかりやすく伝える力
    （１）コミュニケーションはねじれて伝わる
    （２）コミュニケーションにおける心構え
    （３）話す内容を明確にする
    【ワーク】１分で相手に伝わるよう話を要約する
講義
ワーク
  • ８．傾聴力～相手の意見を丁寧に聴く力
    （１）きき上手になることの重要性
    （２）３つのきく～聞く、聴く、訊く
    （３）傾聴力＝聴くスキルとは
    （４）傾聴に使える「はい」以外の反応フレーズ
    （５）言葉以上に表情・動作で聴く
    【ワーク】ペアになり話を聴く練習をする
講義
ワーク
  • ９．柔軟性～意見の違いや立場の違いを理解する力
    （１）状況を客観的に伝える
    （２）相手の話を受け止める、相手の言葉に反応を示す
    （３）自分の考えを伝える～I（アイ＝私）メッセージの活用
    （４）論点を確認し、最良と思われる解決策を導き出す
講義
  • 10．情況把握力～自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
    【ワーク】仕事における関係者を整理する
    （１）周囲の立場を理解する
    （２）相手の常識や期待を考え予測する
講義
ワーク
  • 11．規律性～社会のルールや人との約束を守る力
    （１）社会人として求められるモラル
    【ワーク】モラル、ルール、マナーの違いについて考える
    （２）コンプライアンスについて
    ①コンプライアンス（法令遵守）とは　②コンプライアンス違反がもたらす影響
講義
ワーク
  • 12．ストレスコントロール力～ストレスの発生源に対応する力
    （１）ストレスをコントロールする
    （２）考え方を切り替える
    ①考え方・物事の捉え方を変える　②自分の思考のクセを知る
    （３）ストレスを抱え込まない人間関係を築く
    【ワーク】配慮や思いやりを感じさせる表現を考える
講義
ワーク

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本研修のカスタイマイズ事例として、作成したケーススタディを業界別にご紹介します。

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開発者コメントcomment

本研修は社会人基礎力を強化したいとのご要望を踏まえて開発しました。仕事をするうえで不可欠な、基本スキル・考え方を３日間で身につけます。ケーススタディやロールプレイング、企画のシミュレーションといった多彩なワークを通して、実践的に学ぶことができます。

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