前回、"肉じゃが仕事観"を熱く語り、怖いものがなくなった私に、ついに最後の質問が・・・
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■悩みの種は「志望動機」
「当社を志望する理由をお聞かせください。」(でたーーーー!!)
みなさんも一番頭を悩ませているのは、この質問ではないでしょうか?就職面接なんだから、絶対訊かれるのはわかっているけれど、なんと言っていいのかわからない、というところではないでしょうか。
大企業だから、名前が有名だから、なんとなくカッコよさそうだから、なんて口が裂けても言えませんよね。それがホンネだとしても。では、この難問はどのようにクリアすればよいのか?
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ここで・・・
【北村の、ちょいと小話~志望動機 編】
■その会社で働いている自分を想像すべし!
志望動機は、ズバリ、「あなたの会社に私が入ったら、こんな感じに働くぜ!」ということを言えばいいのです。
どういうことか。自分の長所というのは、自己分析などでわかっていると思います。それを、その会社に入ったときに、どうやって活かしていきたいか、ということを「具体的に」説明すればいいのです。
就職活動中、さまざまな企業を受けると思いますが、自己分析、企業研究がきちっとできていれば、志望動機を考えるのは、決して難しいことではありません。
ミソは、企業研究を怠らないことです。
例えば「営業」という職種に就きたいと思えば、その企業の営業職の方がどんな仕事をしているのか、どんな顧客に向けて営業しているのか、
現在、どんな問題を抱えているのか、など、わかることは全て調べ上げでください。
そして、自分の長所を発揮して、その企業の営業マン(ウーマン)として活躍しているイメージをするのです。
面接で、人事の方に、あなたがその企業で働いているところをイメージさせられれば、あなたの勝ちです!
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■自分と企業を徹底的に"マーク"する!
私はこの「志望動機」を言うときに少し工夫をして、他の人に差をつけよう!としていました。
話はわかりやすく、段階を踏むことで説得力が増します。つまり、「広いろころ→狭いところ」の順に話すのです。具体的に言うと、
(1)なぜたくさんある中でも、その業界を選んだのか?
(2)その業界の中でも、なぜその企業なのか?
(3)その企業の中でも、なぜその職種なのか?
段階的に話すことで、志望動機が明確に伝わるだけでなく、"働くこと"について真剣に考えているのだ、ということが自ずと相手に伝わるものです。それには、自己分析と企業研究は欠かせません。
初めのうちは、自分が何をやりたいのかわからず、戸惑うこともたくさんあると思います。また、どこが第一希望!というのが特にない人は、どこから手をつけていいのやら・・・と、途方にくれることもあるかと思います。
しかし、いくつか企業を受けていくうちに、これはちょっと向いていないな~、あまり興味がわかないな~と、だんだん業界が絞られていくものです。あせらずに、今、できることを頑張ってみてください。
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■就職活動は"100人100色"
結局、私はこの最初に受けた第一志望の企業から内定をいただき、今年の4月から、そこで社会人1年目をスタートすることになりました。
あの"肉じゃが理論"を、あたたかく受け入れてくれ、個人面接のお知らせをいただけた時点で、何か「縁」を感じ、「あ~、やっぱりこの会社に入りたい!」と思いました。
今、改めて就職活動を振り返ると、着慣れないリクルートスーツに身を包み、徹夜で書いたESを握り締め、寝不足のせいで、せっかくの説明会で寝てしまい、自分ではよくできたと思った面接に落とされ、圧迫面接で嫌な思いをし、だんだん、本当に何がやりたいのかわからなくなり・・・
毎日が「自分との戦い」でした。
しかし、必ず「縁」のある企業に出会えます。それには、しっかり自分の足で探すことが大切です。自分の目、耳、感覚を大事にしてください。
そして、「自分との戦い」から逃げないでください。就職活動は、"100人100色"です。自分を信じて、あなただけの就職活動を大いに苦しみ、そして楽しんでください。
今までメルマガをお読みいただき、ありがとうございました。私の就活体験記が、みなさまの将来を少しでも明るくできたなら幸いです。またどこかでお逢いしましょう\(´∀`)/♪♪♪
2008年2月吉日
インソース 北村
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方