就職面接で人がやらない『10のポイント』

 

就職面接で人がやらない『10のポイント』

話し方のポイント~「モノは言いよう」「短所もよく聞こえる」

話し方のポイント~「モノは言いよう」「短所もよく聞こえる」

■「モノは言いよう」それがビジネスに必要な表現力

あなたはコップに半分入った水を見て「半分しかない」と思う人ですか? それとも「半分もある」と思う人でしょうか? 

これはもちろん、肯定的・前向きな考え方ができていれば何のことはないのですが性格的にそのように「言えない方」も多数いらっしゃるでしょう。

しかし、こと就職活動に関して、そしてビジネスの世界では上記のような肯定表現が意識的にできるようになってください。

これは「スキル」です。

「半分しかなくても、私はがんばります」より「半分あれば、私はがんばることができます」のほうが積極的に聞こえるでしょう?

このスキルを自己紹介にも使ってください。簡単に言えば「肯定表現」です。

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■「短所もよく聞こえる?」マイナス・プラス法

「自分の性格について話してください」という質問をうけることがあると思いますが皆さんはどのように話していますか?

私が面接官の場合、この質問の答え方を重要視します。「長所と短所を話してください」とあえて言わないようにしています。面接官が「長所と短所」というと応募者も長所を話してから短所を話すという順序になるからです。

ちなみにこの二つの配分もポイントです。

・「長所ばかりを話す」
~自分を客観的に見ることができない、虚栄心がある、ということが予想される。
・「短所ばかりを話す」
~よく言えば自分に厳しい、逆に言えば自信が無い、モノの考え方が否定的と思われる。

印象の良い割合は短所:長所で3:7です。短所の少ない人間はいても「ない」人間はいません。コツは先に短所を言うことです。

例えば、

「物事に真剣に向き合います。ひたむきに努力できます。でもそのために周囲が見えなくなることもあります」

より、

「たまに周囲が見えなくなることもありますが、物事に真剣に向き合い、ひたむきに努力できることが自分の長所だと思っています」

という言い方のほうが 熱意が伝わりますね。

これは「肯定表現」に似ていますが「マイナス・プラス法」というスキルです。

面接の時だけではなく、いつでもこの言い方ができるようになることが一番重要です。(短所は客観的に理解して、反省して、努力して直してくださいね。)


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