■ビジネス現場の「できる人」
「どういう人を採用したいか」というところは、実は企業によってあるいは職種によって基本的には同じでも、それぞれ違いがあります。
例えて言うなら、あなたが「感じの良い人」と思う人はどんな人ですか?という問いの答えと同じくらいに、皆、同じようで違いがあります。(カンジのいい人が採用されるわけではありませんから文意を誤解しないでくださいね)
やさしい人、清潔感のある人、親切な人・・・・等、なんとなくみんな近いことを言っているけれども少しずつ違います。
ビジネスの現場では、一般的に良い人材とは以下のような人と言われています。
(1)素養・素質がある
(2)熱意がある---仕事を達成しようという意欲がある
(3)業務知識がある---仕事に関する知識、経験が豊富である
この(1)~(3)を結集させ、全力を以って仕事に対処していくから「できる人」になりうるわけです。
しかしこれらも「感じの良い」と同じく様々な要素が考えられ、どんな要素を「重要視するか」ということがそれぞれの企業・職種の特色であると言えます。
あなたは自分の志望する企業が、あるいは職種でどのような要素を重要視しているか挙げることができますか?これは「正解」を求める試験ではありませんからできるだけ沢山書き出してみて下さい。
次回は(2)の「熱意」についてお話しします。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方