【仕事をする上で出来たほうが得なこと】
仕事をする上で出来たほうが得なこと 【その6】
6.交通機関などでお年寄りに席が譲れること
7.落ちているごみが拾えること
上記の6・7は本当に一般常識の範囲内ですよね。テストにも出ないくらい・・・。
だがしかし、これがちゃんとできていると自信をもって言えますか?
今春の新入社員研修に講師として登壇して感じたことはさすがにセレクションをくぐりぬけて入社できた方々は、こういう「人」としての部分がみなきちんと出来ています。
学生の方々は当然、まだ社会人としての経験がない(もしくは少ない)のですから「能力差」は少ないと思います。あるいは入社後の過ごし方で挽回が可能でしょう。
ここで採用側は、矯正が困難なあるいはそもそも矯正が不要であると考える「どのような人間であるか」とか「性格」とか「行動性向」についてが重要視されるわけです。
私が新卒で入社した銀行では、色々な上司、先輩がいらっしゃいました。床に落ちていたゼムクリップを拾わず、気付かずにその上をあるいたら「気付かない」という神経の繊細さがないこと、「クリップひとつにもコストがかかっている」ことをちゃんと指導してくださる方がいました。多分、その方が指導することにかかる時間的コストのほうが多大であるにも関わらず、です。
うるさい、面倒くさいと受け止める方はやはりこういうことが身に付かない。
今、企業はそういう指導をしてくださる方はいなくなりました。ただ「身に付いていない」と評価されるまでになっています。だから自分で自分に厳しくなるしかない。
つまらないようなことが当たり前に出来る人は間違いなく「優秀」なのです。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方