就職活動の最大の関門である「面接」にどのように対応するか。
かつては就職活動をしていたインソースの社員から集めたノウハウを公開いたします!
今回は「面接の臨み方と会場ですべきこと(前編)」をお送りします。
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いよいよ、長かった就活も終盤です。エントリーシートが通過、もしくは提出すれば、最後ステップ、面接になります。
■最大のポイントは「平常心」!
面接について、注意することはたった一つです。それは「平常心で臨む」ことです。志望順位が高ければ高いほど、それは難しくなっていきます。
人間は焦るとどうなるでしょうか?
(1)人の話が聞こえなくなる。
(2)自分が何をしゃべっているかわからなくなる。
(3)焦りが焦りを呼んで、話すスピードが速くなる。
(4)質問に答えられずにパニックになる。
(5)相手の質問に的確な返答ができなくなる。
そう、つまり代表的な面接の失敗につながるのです。こんな状態で自分のことを知ってもらうことなど不可能でしょう。逆に言えば「平常心で臨めれば」限りなく通過できる可能性が高まるわけです。
■「平常心になれる状況作り」=「焦る状況を防止すること」
平常心で臨む状態をイメージするのは難しく感じるでしょう。では、逆に、「自分が焦る場面」がどんな時かはイメージしやすいのではないでしょうか?「自分が焦ると思われる状態を予防する」ことが「平常心で臨める状況作り」なのです。私が実際にやったことを具体例を挙げてみます。
■平常心を生み出す具体的な方法
面接の会場に行く前に、会場への地図と緊急連絡先を用意することは当然です。その上で私が実行したのは次の3つです。
(1)会場には、指定受付時間の20分前に到着するように出発。
(2)受付でも採用関係の社員の人にも、「挨拶・自己紹介・用件」 を伝える。
(3)待機室では新聞や関係雑誌を読み、お手洗いに行くフリをして会場を下見する。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方