2019年10月18日
海外現地法人の売上高は2970億ドル(32兆6248億円)で、前年同期比3.6%減となり2期連続のマイナスとなっていることが、経済産業省の海外現地法人四半期調査で明らかとなった。特に減少しているのは、欧州の輸送機械やアジアの電気機械となっている。
売上高を業種別にみると、輸送機械は、欧州や中国で自動車販売が減少したことなどにより、前年同期比2.7%減と2期連続のマイナス。電気機械は、アジアで電子部品の売上が減少したことなどにより、同7.3%減と4期連続のマイナスとなっている。はん用等機械は同4.6%減と12期ぶりのマイナス。化学は同4.4%減と2期連続のマイナスとなっている。
全地域合計は前年同期比3.6%減で、アジアをはじめ、全地域で減少となった。国別の前年同期比をみると、中国(6.5%減)、アメリカ(1.4%減)、イギリス(11.3%減)が特に減少している。
全地域の設備投資額は81.0億ドル(8900億円)。北米の輸送機械が大きく減少し、前年同期比13.2%減で6期ぶりのマイナスとなった。
主要4業種をみると、輸送機械は同23.4%減と6期ぶりのマイナス。はん用等機械は同7.2%減と6期ぶりのマイナス。電気機械は同0.5%減と5期ぶりのマイナス。化学は増減なしの横ばいだった。
地域別にみると、北米が大きく減少。アジアは、その他アジアやASEAN4が減少したものの、中国が増加したことにより全体としては増加となった。国別の前年同期比をみると、アメリカ(19.5%減)、インド(23.2%減)、インドネシア(11.4%減)が特に減少している。
全地域の従業者数は431.9万人、前年同期比0.7%減で11期ぶりのマイナスとなった。特にアジアの電気機械が大きく減少している。
主要4業種をみると、電気機械は同4.9%減と4期連続のマイナス。輸送機械は同0.9%増と38期連続のプラス。はん用等機械は同1.0%増と3期連続のプラス。化学は同1.4%増と14期連続のプラスだった。
北米では1.9%増と32期連続のプラス。アジアでは1.2%減と11期ぶりのマイナス。欧州では0.1%増とほぼ横ばいだった。
国別では中国やその他アジアが減少。国別の前年同期比をみると、中国(3.8%減)は30期連続のマイナス、ベトナム(4.4%減)は12期ぶりのマイナスで、特に減少している。
配信元:日本人材ニュース
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