（出向予定者向け）中小企業で活躍するためのマインドチェンジ研修（半日間）

出向先の中小企業に受け入れられ、活躍するためのマインドチェンジとポジショニングを考える

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対象者

管理職層
部長・経営層

・４０代～５０代のベテラン層の出向予定者

よくあるお悩み・ニーズ

出向先の中小企業の組織風土に溶け込めるかが不安
出向先でどのような役割が求められるのかが知りたい
これまで慣れ親しんできた大企業での常識との違いを知りたい

研修内容・特徴outline・feature

中小企業の経営者や従業員にとって、大企業での管理職経験を持つ人材を迎え入れることは、大きな期待を抱く一方で、警戒心を持つのも事実です。大企業とは異なる論理で物事が進む、オーナー色の強い中小企業での“常識”や、そこで評価される人材となるために欠かせない要素とは何かを学び、それに適合するように自身の意識変容を促していくための研修です。

研修のゴールgoal

・出向先の中小企業で自身に期待されることが理解できる
・出向先で大企業出身者が犯しがちな「御法度」を知ることができる
・出向先で活躍するためのマインドチェンジを実現する

研修プログラム例program


	内容	手法
	１．大企業とオーナー系中小企業の違い（１）経営実権のあり方 ①絶大な力を持つオーナーという存在　②「今の能力」よりも「過去の貢献」（２）リスク・コンプライアンス意識 ①あまり意識されることのないガバナンス ②意識の差が大きい「労務管理」と「情報セキュリティ」（３）所属する人材の質 ①大企業とは異なる人材の「能力」「意識」「耐性」 ②「創業メンバー」「縁故採用」「中途採用」が織りなす複雑な人員構造（４）金銭感覚 ①大企業と比べて同じ職位で扱う金額は２桁違う ②オーナーにとって会社の経費は「自分の懐」	講義
	２．出向者に期待されることとは（１）求められる「大企業の知見」と「現実的な解」 ①求められる「大企業のスタンダード」 ②疎まれる「大企業ではこれが普通」（２）管理者でもあり実務者でもあること ①部下はアシスタントではない ②「高度な知識」より「実用的なスキル」 ③"紙"が作れる人は尊敬される（３）着任して3ケ月以内に結果を出す ①オーナー社長はせっかち ②大企業の"普通"を移植するだけで「奇跡」は起きる ③前職での「人脈」をフル活用する	講義
	３．出向先でのメンバーとのコミュニケーション（１）中小企業の人材の気質を理解する ①「人はみな上を目指すもの」とは限らない ②大企業のように「１を聞いて１０を知る」人材はいない ③ストレス耐性の違いが「パワハラ」になる（２）中小企業における「社内力学」 ①三顧の礼で招かれても所詮は「外様」 ②組織図どおりの指揮命令権など存在しない ③ベテランの事務職員が影の権力者であることも	講義
	４．社内で交わされるリアルな情報の仕入れ方（１）情報は上がってくるものではなく取りに行くもの　①レポーティングラインに頼っていると痛い目にあう　②社内情報を提供してくれるシンパを作る（２）意外に浸透しているオープン系のデジタルツール　①WEB会議システムを気軽に使いこなす　②本音はビジネスチャットの中で交わされている	講義
	５．まとめ【ワーク】明日からの行動宣言	ワーク

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カスタマイズ事例～ケーススタディCASE STUDY

本研修のカスタイマイズ事例として、作成したケーススタディを業界別にご紹介します。

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開発者コメントcomment

銀行など、一定の年齢に達した人材を社外に出向させることが慣習となっている企業において、自社人材が相手先企業に受け入れられるかどうかは切実な問題です。大企業で身に付けたスキルや経験を活かして出向先企業に貢献できる人がいる反面、大企業でのやり方を押し付けて疎まれる日とも少なくないのが実情です。そうした「不幸」を無くすことを願って、本研修は企画されました。