性善説に立って考えると、濃淡の違いこそあれ、オペレーターには
「お客さまに喜んでもらいたい」「向上したい」「認められたい」
という意欲があります。
自社のコールセンターで働くと、「これらの意欲が満たされる」とオペレーターが認識することが、まず第一歩ではないでしょうか
(実際には、もしかしたら無意識のうちかもしれません)。
たとえば、単純に
「自社自体、商品・サービスが好きかどうか」、
「(職場として)このコールセンターのどんなところが良いと思っているか」
などの質問を投げかけ、その反応によってオペレーターの認識度合いが分かるところが多々あります。
オペレーターが「意欲が満たされる」と実感するのは、やはり「頻度」と「質」です。
オペレーターがどのくらい良質なフィードバックをできるだけ多く受けるか、お客さま像を計数と「感謝の声」でいかに知るか、ということです。
これらのことは、端的に言って「Off―JT」である研修で植えつけることは困難です。
SVも派遣や請負であるならば、そのSVもオペレーターと同様です。
・オペレーターが「向上したい」「認められたい」と思っていることを知っていると伝える。
・どのくらい能力が向上したかをタイミングを逃さず、褒める。
・コールセンターを自社内に広く認知させ、その事実をSV、オペレーターに理解してもらう。
・自社の商品・サービスを必ず購入・利用してもらう=自社のファンになってもらう
(ほんの少しだけ割引にする、セールに優待するなど利点をつける)
・・・などなど、具体的な行動については限りがありませんが、多分、各コールセンターで現在、行っていることが大半でしょう。
しかし、なんとなくルーティン化していませんか?
それをもう少しだけ緻密に、頻度を上げて「熱意を持って」実行すれば、確実に変化が見られるはずです。
顧客と向き合うスキルの高いオペレーターが多いセンターは必ず、オペレーターと向き合うマネジメント層・リーダーが多いと、私どもは考えています。
----------------------------------------------------
■インソース「企業内研修」・「コンサルティング」
~みなさまのご要望に応じて研修を実施
~「良い」「売れる」電話応対のポイントを学び、それらを演習で実践してスキルを定着化
~「オペレーター」「SV」「中堅・管理職」「センター長」など階層別に分かれた"30"を超える充実ラインナップ
~「コールの良し悪しの判断」や「オペレーターの指導」、「センターの目標を実現させる」スキルを身につける
~貴社でヒアリングをし、オーダーメイドの電話応対チェックシートを作成。それに応じて、より現場に即したコールチェック、評価を実施。
----------------------------------------------------