■理念としての目標を決める
私どもが各社のコールセンターさまにお伺いする際に、必ずお聞きしていることがございます。
それは、コールセンターが、以下に挙げた中の、どの形のセンターを目指しているのかということです。
・効率化が最大の目標である、完全な「事務処理型のセンター」
・セールスに最大の価値を求める「プロフィットセンター」
・お客さまの利用実感が高まる「CSセンター」
以上のほか、まだまだ目指すべきセンターの形は他にもあると思いますが、お話をお伺いすると、将来の目標やビジョンが明確化されていないセンターが多くあります。
センターの目標は、入社したてのオペレータでも理解していなければいけないはずですが、実はSVでもセンターの目標について、すぐに答えられないのが現状となっています。
逆にいえば、センターが「成功」するためのキーポイントは、「目標」をきっちりと設定し、さらに、その「目標」をセンター内に浸透させることではないかと考えます。
目標をセンター内に浸透させるには、
・目標を明文化する
・明文化したものをしっかりと掲示する
・目標を頻繁に言葉に出して説明する
・PCの壁紙やスクリーンセーバーで告知する
・・・等々の手法を取るのが有効ではないかと思います。
■行動目標を決める
上記に合わせて、センターの大きい目標を達成するためには、具体的な行動や数値目標を記した「行動目標」を作成する必要があります。
例えば、
「お客さまからお問い合わせがあったことに1週間以内に対応する」
「商品説明のための保留をゼロにする」
といったことが具体的な「行動目標」になりますが、これらの行動目標を導入する際には、その目標を個々のオペレータに徹底させるような、個人レベルでの目標管理が必要になってきます。
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■インソース「企業内研修」・「コンサルティング」
~みなさまのご要望に応じて研修を実施
~「良い」「売れる」電話応対のポイントを学び、それらを演習で実践してスキルを定着化
~「オペレーター」「SV」「中堅・管理職」「センター長」など階層別に分かれた"30"を超える充実ラインナップ
~「コールの良し悪しの判断」や「オペレーターの指導」、「センターの目標を実現させる」スキルを身につける
~貴社でヒアリングをし、オーダーメイドの電話応対チェックシートを作成。それに応じて、より現場に即したコールチェック、評価を実施。
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