行動力抜群!大学2年生・Kくんのちょっと変わった就職活動日記(3)
行動力抜群!大学2年生・Kくんのちょっと変わった就職活動日記(3)―
こんにちは、インソースのKです。今回は、私が大学に入ってから今に至るまでのお話をしようと思います。
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私のプロフィール
私は、頭脳明晰な大学2年生で、物事について自分でよく考え、かつ行動力・実行力があります。私は、就職活動や企業に対する意識が高く、2年生ながら、すでに就活に本格参戦しています。私の活動が、読者の方に様々な意味で刺激になればと思います。
土台を作る
「大学」この言葉に、私は強い幻想を抱いていました。
入学前は、みんな、静かに授業を受けて、学びたいものを学んでいると思っていたのですが、現実は違っていました。授業中に喋っている人がいたりと、想像とはかけ離れていたのです。
その光景を目の当たりにしたとき、私は、自分から行動しなければだめになってしまう、と思いたちました。
そこで、まず始めたのが、図書館に通って、経済雑誌や本をたくさん読むことです。毎週、経済系の雑誌を5冊ほど、定期的に読むように決めました。
あれもしたい、これもしたい・・・やりたいことはたくさんあるけれど、その土台である教養が無ければ何もできません。また、読書と並行して、社長講演にも積極的に参加しました。
そうした、読書や社長の講演など、最初の土台作りがなければ、ビジネスコンテストやインターンに参加することは出来なかったと思います。
楽しい!でも、それだけじゃない
次に、先ほどお話したビジネスコンテストについてお話したいと思います。今年の夏に8日間ほど参加してきました。会場は代々木上原にあるオリンピックセンターです。
なぜこのコンテストに参加したかというと、単純に面白そうで、さらには、普段あまり会えないような個性の強い学生たちと会えると思ったからです。
結論から言うと、確かに個性的な人にはたくさん会えました。しかし、今回も私の予想とは少し違っていました。
参加前は、ビジネスコンテストに参加してくる学生は、みんな謙虚で真面目な人なのかな、と思っていました。しかし、実際は、○○サークルの代表、学生団体の代表といった、「私は、私は」というような自我の強い人ばかりでした。
でも、それが決してイヤだったわけではありません。むしろ、とても楽しかったのです。そういうアクの強い人たちだからこそ、みんな様々な経験をしていて知識豊富で、お話を聴くのはとても有意義でした。
確かに、そういった個性の強い人たちと議論をして、物事を進めていくのは、難しいものがありました。
しかし、自分の考えを持っている人たちと、1日16時間ずっと討論して、それを7日間続けるのです。
刺激がないわけありません。
議論も深夜にまで及び、8日間で缶コーヒーを50本ほど消費しました。
けれども、もう一度行きたいという気分にはなりません。でも、これを人に勧めたいかと言われたら、私は必ず「はい」と答えます。つまりは、そういう体験ができるのです。
他にも、社会人の方によるセミナーや、コンサルタントの方によるビジネスプランのブラッシュアップなど、色々なことがありました。
私は、このビジネスコンテストで体験した8日間が、今まで生きてきた人生の中で、一番濃く勉強になった8日間でした。
7泊8日で学んだもの
では、この7泊8日の中で、私が一番学んだことは何だったのでしょうか。
実は、それは最終日に行われた最終プレゼンのときのことです。
最終日の決勝プレゼンのとき、13人の審査員がいました。審査委員は、大学教授のほか、コンサルタントや起業家など、みんなビジネスに精通した人たちです。
ですから、発表後の質問タイムは、「それはどのくらいの回転率が見込めるの?」「それ本当に儲かるの?」などと、商売に直結した、どちらかというとお金くさい感じの質問ばかりでした。
その中で、13人目の審査員、大学教授の方の質問は、とても斬新で際立っていました。
その方の質問は、
「イタリアのその商品を東京で展開するみたいだけれど、イタリアにはこういった風土があって、こういう良さがあるからこそ、ここで根付いているんじゃないかな」
といったような、自分が考えてもいなかった、私とは違った視点からのアプローチだったからです。
私はそのとき、ビジネスだけを学んでいてはいけない。これまでは経済や、経営など、一つの分野で視野が狭くなりすぎていたので、もっと幅広く知識を得なければ、と思いました。
では、具体的に何をするのか、ということですが、一つはやはり読書です。今までは同じ系統の本ばかりを読んでいたので、もっと違う分野の本を読むように心がけるようになりました。