就職面接で人がやらない『10のポイント』

 

就職面接で人がやらない『10のポイント』

面接官が知りたいこと(前編)

面接官が知りたいこと(前編)

面接において、採用担当者が知りたいのは、大きく分けて以下の2つになります。

1.あなたがどういう人なのか

2.あなたがこの会社で何をやりたいのか

面接官は、面接という限られた時間の中で、色々と質問を変えながらこの2つを見極めようとします。

今回は1の「あなたがどういう人なのか」という部分についてお話したいと思います。
 
初めて会う人と仲良くなるには自分のことを知ってもらわないといけませんよね。
 
採用面接でも同じです。
 
あなたが自分のことを知って欲しいのと同じだけ、面接官もあなたのことを知りたがっているのです。
 
自分を知ってもらうには、自分のことを深く知っておかなければなりません。
 
            *  *  *

■1■自分を知るために~自己分析

あなたがどういう人なのか、それを知るにはまず、自己分析です。
  
まず、あなたはどんな性格なのかを分析しましょう。「几帳面だ」、「責任感が強い」など色々あると思います。最近は性格診断ツールなども就活サイトに沢山あるので活用しましょう。

次に、自分が今までどんな道のりを歩んできたのかを洗い出してみましょう。時系列にして、中学、高校、大学など、それぞれのステージで、自分が何を考え、何をしてきたのかを書き出します。
 
特にポイントとなるのは、苦労した事や頑張った体験です。
・どのような困難があり
・克服するためにどのような計画を実行したのか
・その結果、どういう成果があったのか 
こういったものを具体的に書き出します。

【例】責任感が強く、中学、高校、大学の部活動では部長を務めた。特に大学の時は人数も多く、意見をまとめることに苦労した。そこで幹部学年だけではなく、下の学年からも代表を決めてミーティングに参加させ、下からの意見の汲み上げと部の方針を浸透させるようにした。その結果、退部者は一人も出ず、大会でも良い結果が出せた。 など

この様に自分の性格を具体的なエピソードで裏付けるのです。


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■2■自分を知るために2~他己分析

とはいえ、自分だけで自分の事を考えても、それだけでは独りよがりになってしまいます。そうなったら、友人、家族など自分のことを知っている人に分析してもらいましょう。
 
他人から見た性格や自分では気づかない一面を客観的に知ることができます。
 
【例】困りごとや相談にもとことん付き合ってくれる。旅行や遊びに行く時も進んで幹事をやってくれる。意外に気配りができ、誕生日には必ずメールをくれる。 など

やはりここでも具体的なエピソードがあると良いでしょう。

ちなにみに私もサークルの同期と他己分析を行いました。メンバーが15人ほどいたので、15通りの自分像が見えてきます。

「やっぱりな」と思うところや「そうだったのか」と思うところなど、沢山の気づきがあり、実際に面接での自己PRに使うこともありました。

            *  *  *

※次回は面接官が知りたいこと
2.「あなたがこの会社で何をやりたいのか」
というテーマでお送りします。

志望する企業についてどれくらい知っていますか?あなたはその会社にどのように貢献できますか?会社には様々な業務があります。意外と知らなかった仕事が眠っているかもしれません。


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