ビジネスの現場で、一般的に「良い人材」と言われる要素について前号に引き続きお話しいたします。
(1)素養がある
(2)熱意がある---仕事を達成しようという意欲がある
先週の終わりに、皆さんに採用する企業側がどのようなことを重要視しているか挙げてみてくださいと書きましたが、いかがでしたか?
ちなみに、わが社の社長の採用におけるキーワードは、
20代なら「素直さ」
30代なら「練度」
40代なら「経験」と「若々しさ」 だそうです
さて、(2)の「熱意」についてです。
■熱意がある
具体的に、あなたが、他人に対して「あの人って熱意があるなぁ」と感じるのはどんな時ですか。
「誰よりも一生懸命だ」
「よく時間と手間をかけて調べてある」
「積極的に行動している」
などなどたくさん挙げられるでしょう。
つまり「私は“熱意”があります」と言葉でいうことではない。
何を今更とお思いでしょうが、実は面接でよく言ってしまっていませんか?
「私は何事にも“熱意”をもって立ち向かいます」・・・・・
ここで必要なのはどのように、立ち向かったかということです。
「朝、5時起きして学校へ行く前に、毎日××の練習をした」
「どうしても入賞したいコンクールがあって、デッサンを1枚5分、毎日100枚描いていました」
など具体的な事柄があるか無いかです。
例がちょっとオーバーだったかもしれませんが、何か特別なことでなくて良いのです。
また、「4年間続けた」など継続性があることも熱意の表れです。
「高校時代からアルバイトを無遅刻・無欠勤で続けている」なんていうのも良いかもしれませんね。
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方