■一つの設問を考えすぎると、いつの間にか本題とずれる事はよくある
こんにちは。インソース新入社員の小幡でございます。
外にいると日中は少し汗ばんでしまいますが、皆様のご状況はいかがでしょうか?
前回は自己分析についてお話させて書かせて頂きましたが、今回は自己分析の進め方についてお話致します。
例えば自己分析の際に「自分は何で大学に入ったのか?」について考えるとします。いろいろな理由があると思いますが、それを深く考えるほど、だんだんと当初の質問内容を忘れてしまう事があります。
私も以前同じ内容の事を考えているうちに、「自分の通っている大学への志望理由」を考えていた自分に気がついたことがあります。質問に戻って考えると「なぜ大学進学という選択をしたのか」であって「なぜその大学を選んだのか」という質問ではありません。
しかし、あまりにも考えがまとまらないと、このようなミスにも気づかないまま、無駄な時間ばかりが過ぎてしまうことになります。特に、一度限りの面接の際にこういったミスをしてしまうと、質問と回答に食い違いが出たまま、と言うことになってしまいます。
回答が食い違ってしまうと、面接官が自分を判断する材料としては、0点の回答となり、良い結果など望むべくもありません。
■「食い違い」は「起こる」ことを想定する事で「防ぐ事ができる」
では、どうして回答が食い違ってしまうのでしょうか?
延々と1人で自己分析を繰り返していくと、いつの間にか本題から外れ、横道にそれている事があるのですが、1人なので、それに気が付けないということがあります。
ですから、「食い違いが起きる」事を念頭に、何度も質問と回答の論理性を振り返って見直すことで質問と回答のマッチングを図ることができます。
この時のポイントは、「思いついたことをすべて紙に落とす」ことです。そうすることで、「どこで自分の回答はおかしくなったのか」を目で振り返ることができます。
また、友人や家族などを相手に、質問事項を口頭で説明するトレーニングも非常に有効です。
特に、就職活動をしていない相手であれば、全く白紙の状態で自分の話を聞いてくれるので、おかしなところは率直に指摘してくれるという利点があります。同時に面接対策にもなります。
何度も繰り返し見直しながら回答の精度を高め、最終的には食い違いのない答えを持って面接に臨みましょう!
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