■学生の「姿勢が悪い」
学生の皆様を見ていて、時々妙に気になることがあります。それは、
「姿勢が悪い」ということです。大体の方は良いという中で、一人姿勢の
悪い人がいると、妙に気になってしまいます。
例えば、椅子の背もたれによりかかっていたり、ペンをまわしていたり、
ということです。「笑顔」や「ハキハキ話す」以前の問題です。この姿勢の
悪さがどうして良くないかというと、必要以上に「偉そう」に見えてしまう
からです。
■いつも相手と仕事がしやすいようにする
社会人は、相手と仕事がしやすいよう、「相手が話しやすいようにしよう」
「謙虚にしよう」など、相手に不快感を与えないように大変気を遣って
います。そういう目で見たときに、「偉そう」に見えてしまうのは学生に
とって大変、損なことです。
まだ入社していないから・・・入社するわけじゃないから・・・と思わずに、
今からできるだけ気をつけておきましょう。
【ワンポイント!オフィスでの姿勢】*---*---*---*---*
■「当たり前」レベル
全体のフロー
(1)電話で連絡(メールはNG)
(2)滞りなく仕事を引き継ぐ
(3)常に連絡が取れる態勢でいる(連絡先番号を伝える)
(4)翌日は周りに分かるようにお詫びをする
レベル1
(1)出勤できないと判断した時点で連絡
(2)必ず上司に連絡
(3)今後の方針を連絡(病院?自宅療養?)
レベル2
(1)苦しくても会社に顔をだして早退
(2)翌日はお詫びとともに回復ぶりをアピール
■「やり過ぎくらいでちょうどいい!」レベル
(1)常に腹筋・背筋を意識!
(2)相手と話すときは目の高さを相手に合わせる
オフィスでの所作に関して全般的にいえることは、体の力は抜いていい
が、腹筋・背筋は意識する、ということです。ここさえ押さえておけば、
少なくともだらしなくは見えません。また、自分は立っていて座っている
相手に話しかける場合は、腰を折る、ひざをつく、しゃがむなどして目の
高さを相手に合わせます。相手を上から見下ろすようにして圧迫感を
与えない気遣いを心がけます。