【やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α】
やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α 【52】
ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。
【大前提】
対お客さま:常に相手を立てて恥をかかせない/指摘しない
対上司:何を言われてもムッとせず、素直に受け止める
対同僚:後輩:公私混同をしない
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか、確認してみてください。自分は周りより頑張る必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。
■今日のテーマ
お出迎えのマナー~「お待ちしておりました。」とつけ加える
レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項
レベル1
(1)お客さまをお待たせしない迅速さと準備を心がける
(2)「いらっしゃいませ」の言葉と笑顔を忘れない
(3)お待たせする際は「おかけになってお待ちください」と声をかける
レベル2
(1)同僚のお客さまを出迎える際、「いつも、**がお世話になっております」と挨拶する
(2)アポイントのある方には「お待ちしておりました、○○さま。」を加える
(3)重要顧客は、エレベーターホールで予定の5分前に待ち構えて迎える。
■解説
エントランスから連絡があり、お客さまがいらっしゃったとわかったら、すぐにお出迎えに動きます。迅速さが肝心です。「いらっしゃいませ」という挨拶に笑顔を加えて歓迎の意を表します。訪問時に迅速な行動を取ることで、お客さまは、こちらが迎え入れる準備を周到にしてくれていると感じ、「歓迎してもらえている」と思っていただけます。お待たせする場合は、近くの椅子やソファでおかけになってお待ちいただきます。
さらに上級を目指すのであれば、同僚のお客さまには、「○○がお世話になっております」、アポイントのある方には「お待ちしておりました」と声をかけるなどお客さまごとに一言挨拶をつけ加えます。重要顧客の場合、こちらからエレベーターホールまでお出迎えに行くくらいの気遣いが必要です。
☆次回もお楽しみに
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方