ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

 

ビジネスで良い関係を築くマナー・コミュニケーション

電子ツールの常識・非常識~ソーシャルメディア編

電子ツールの常識・非常識~ソーシャルメディア編

■ソーシャルメディアとは

ソーシャルメディアとは、インターネットを経由して、ユーザーの様々な情報発信(文字、映像、音声など)によって形成されるメディアです。

個人の発信する情報が、不特定多数・もしくはあるコミュニティの中において閲覧され、それに対し、他のユーザーがコメントを返すことが出来るのが特徴です。人と人が相互に交流し、繋がりを形成することによって形成されるメディアといえます。

「発信」と、それに対する「反応」によって、「感染的に」広がるという意味から、口コミを利用したマーケティング手法などを「バイラルマーケティング」と呼ばれることもあります。

これまでの主な媒体である、いわゆるマスメディア(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ)と、この点において大きく異なります。


■ソーシャルメディアの種類

ソーシャルメディアは、前述の通り、「人と人との相互の情報発信によって形成されるメディア」であるため、マスメディアのように特定の形態があるわけではありません。

主なものを以下に紹介します。

・インターネット掲示板・・・「2ちゃんねる」など
・ブログ・・・アメーバブログ、livedoor blogなど
・ナレッジコミュニティ・・・ウィキペディア
・ポッドキャスト
・ソーシャルブックマーク・・・はてなブックマーク
・ソーシャルニュース・・・スラッシュドット、Digg
・ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)・・・Twitter、 Facebook、mixi、gree
・画像や動画の共有サイト・・・You Tube、Flickr
・レビューサイト・・・Amazonカスタマーレビューなど

▲参照出典:wikipedia「ソーシャルメディア」


■ソーシャルメディアの展開事例

ソーシャルメディアの特徴を生かしてうまく使うことで、より人と人を結びつけることが出来ます。マスメディアに頼らずともダイレクトにコミュニケーションがとれる特徴を生かして、「住民と自治体」「消費者と企業」など様々な関係において、繋がりを強化し、活性化を図ろうとする事例が多く見られるようになってきました。


■特徴を踏まえて利用する

各媒体にはそれぞれの特徴があります。Twitterはとにかく伝達速度が速いことが特徴です。災害時に一番速く情報を伝えられるのがTwitterです。

民間企業などは、この速さをタイムセールなどに繋げて効果を上げたりしています。

一方のFacebookは、様々なコンテンツが共有できたり、アンケートやデータの収集なども行えるため、多機能です。

それぞれのメディアの特性を活かして活用することが重要ですが、最も肝心なことは、ただ使うだけではなく、活用によって「何を実現したいか」を明確にすることです。ソーシャルメディアはあくまでもコミュニケーションの手段です。目的を踏まえた上での効果的な活用が求められます。


☆次回もお楽しみに。


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