受講者の皆さんからよく挙がるのは「業務と平行してOJTするのは難しい」というご意見です。皆さん「そうそう!」と頷かれます。日々のルーチン業務や突発的な業務に追われる皆さんには当然OJTに割く時間に制限があります。
■鉄は熱いうちに打て
でも、忘れていけないのは、新人にもリミットがあるということです。鉄は熱いうちに打てと言いますが、入りたて・異動したての今だからこそ、教えておかなければならない内容があります。
業務内容によって、教える時期やタイミングを逃すと、後々大きなトラブルになりますよね。「知りませんでした」ではすまない事態を引き起こす場合もあります。
◇起きたら困ることを洗い出すシート・ダウンロード(PDFで開きます)
https://www.insource.co.jp/common/download/ojt_sheet5.pdf■綿密なスケジューリングを
どの時期までにどの業務を教えておくか? メインの業務を教えるために、前段としてこの業務を理解してもらうか・・・など、OJTには綿密なスケジューリングが不可欠です。上司への報告もスムーズに済みますし、「あれはもう教えたかな?」「あの資料はちゃんと渡したかな?」などの備忘録にも使えます。
◇スケジューリングに便利なシート・ダウンロード(PDFで開きます)
https://www.insource.co.jp/common/download/ojt_sheet6.pdf■雰囲気づくりは大切に・・・
誰しも新人時代に味わったことがあると思いますが、「忙しそうで、先輩に聞きづらい」というご意見は、今でも新人研修で受講者の皆さんからよく聞きます。「怖い」「怒ってる」「話しかけづらい」なんて言われると、時間を割いてOJTしている皆さんにとっては心外なはずです。せっかくの努力や気遣いが台無しになってしまいます。
◇部下の良いところを見つけるシート・ダウンロード(PDFで開きます)
https://www.insource.co.jp/common/download/ojt_sheet10.pdf■思いをきちんと新人に伝える
また、OJTでは、皆さんの思いをきちんと新人に伝えなければなりません。褒める、叱る、相談に乗る・・・という行動は、意識して行うと、大変気を使い、疲れるものです。まずは、自分の言葉や気持ちがスムーズに伝わるように、新人とコミュニケーションをしっかり取りましょう。
・挨拶は自分から、明るく笑顔でする
・挨拶の後に、もう一言つける
・仕事以外の雑談も、1日1回はする
・・・など、取り組み方は色々あります。
皆さんに合う、無理のない方法でゆっくり行いましょう。
◇1日1回、後輩と話すためのシート・ダウンロード(PDFで開きます)
https://www.insource.co.jp/common/download/ojt_sheet9.pdf※その他にもたくさんシートがございます。ぜひご活用ください
https://www.insource.co.jp/publish/mag_ojt/index.html#h_toolまた、以上の内容は、すべて以下の研修にて、実施することが可能です。
◇OJT研修 ~部下指導編(1日間)
https://www.insource.co.jp/kanrisyoku/ka_ojt1day_basic.html