新入社員研修 成功のヒケツ36話

 【議事録の書き方】

新入社員研修 成功のヒケツ36話

「上司が唸る議事録を書くポイント」~議事録の書き方(1)

議事録の書き方 【1】

「上司が唸る議事録を書くポイント」~議事録の書き方(1)

■読み手が知りたい事を考えて書く
「議事録」においては、読み手(ほとんどの場合、上司やお客さま)が知りたい事を書いてある文章であることが求められます。
何よりもまず、誰がどのような目的意識で読むかを意識して書くことが「ほめられる」議事録を書くためには重要です。
■簡潔に書く
簡潔とは、端的に言うと「1文50字×4行=200字程度」で書くことです。この内容なら一目で読めます。
ただし、議事録には、端的であると同時に詳細な内容も要求されますので、要旨を200字程度で書く事を心がけてください。
■ぱっと見て美しく書く
上司は文書をまずは中身より「美しさ」で判断しています。文頭、文末のそろい方など、紙の上でのバランスが大切です。
 
なぜ、美しさを最初に見るかと言えば、「読むに値する」かどうかを、「細部まで気が遣われている」ことで判断できるからです。
※見栄えのポイント
(1)適度な余白があること
(2)文字が一方に片寄っていないこと
(3)できるだけ一文の長さが揃っていること
■議事録の流れに従って書く
議事録には形式があります。後ほど書きますが、日時、場所などを自らの組織で定められた順番にならべれば合格です。
その理由は、上司など読む人の「理解の流れ」が決まっており、それと同じであれば、理解しやすいためです。
■議事録はピラミッド構造になっている
議事録は上記の項目で構成されていますが、これらのうち、「標題」「内容要旨」「詳細内容」は、実は大きな3つの階層を持っています。
それを図に表すと以下の通りになります。
※「議事録」のピラミッド構造の図はこちら
この図の、「詳細内容」の部分が、会議での発言をまとめたものに当たります。その上の「内容要旨」は、その「詳細内容」をまとめたものになります。そして一番上の「標題」が、「内容要旨」を一言で表す、会議の内容を総括したものになります。
さらに先ほどもお話しましたが、「詳細内容」の部分も、以下のような3つの階層を持っています。
※「詳細内容」のピラミッド構造の図はこちら
「見出し」は「小見出し」の要約、そして「小見出し」は「説明文」の要約になっています。
このように、上に行くほど内容が要約され、下に行くほど内容が詳細になります。
 
ビジネス文書全体はたいていこのような構造をとっているので、それを意識して文書を作成することが必要です。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
☆☆☆電話・インターネットでのお問い合わせ☆☆☆
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

おすすめ研修



各種コラム

人材育成関連

  • 人材育成ノウハウ ins-pedia
  • 人事・労務に関する重要語辞典 人事・労務キーワード集
  • 人気のメルマガをWEBでもお届け Insouce Letter
  • インソースアーカイブス
  • 全力Q&A インソースの事業・サービスについてとことん丁寧にご説明します
  • インソース 時代に挑む
  • 全力ケーススタディ 研修テーマ別の各業界・職種向けケース一覧
  • 新入社員研修を成功させる10のポイント
  • 研修受講体験記 研修見聞録
  • 人事担当者30のお悩み

仕事のスキルアップ

  • 上司が唸る書き方シリーズ ビジネス文書作成のポイントと文例集
  • はたらコラム はたらく人への面白記事まとめました
  • クレーム対応の勘所
  • 人事のお役立ちニュース

銀子シリーズ

  • 七十代社員の人生録 銀子の一筆
  • シルバー就業日記 銀子とマチ子
  • 人気研修で川柳 銀子の一句

開催中の無料セミナー

  • WEBins
  • モンシャン