【新人に伝えたい「やりすぎマナー」】
新人に伝えたい「やりすぎマナー」 【9】
従来守るべきとされていたのは、ビジネスパーソンにとっての必要最低限のマナーです。しかし、「できる」ビジネスパーソンになるためにはさらに上をいく「ちょっとやり過ぎでは・・・」と思われるくらいのマナーが必要なのです。
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。あなたの周りの新人がどこまでできているか確認してみてください。さらにレベルアップを期待する新人には、プラスαのマナーを伝えてあげて下さい!
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■今日のテーマ
遅れないスケジュールのたて方~期限を自分から宣言する
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レベル1:ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項(当たり前)
レベル2:さらにレベルアップを期待される新人が気をつけるべき事項
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レベル1
◇スケジュール管理の仕方
(1)期限と作業予定を決めて、手帳に書く
(2)決まった時間の範囲でできることだけする
(3)自分のスケジュールを周りに知らせる
◇優先順位のたて方
(1)偉い方からの依頼優先
(2)お客様への提出物優先
(3)後工程があるもの優先
レベル2
(1)期限を自分から宣言する
■解説
いつのまにか大量の仕事が山積みになってしまう人は、一つ一つの仕事の期限を設定できていないことが多いようです。
そのような部下には仕事の依頼を受けたとき、必ず期限を確認する癖をつけさせましょう。依頼主によって重要度を判断させることも必要です。期限と重要度さえ常に頭の中に入っていれば、優先順位は立てられるからです。
自分から「○日の○時までにやります」と宣言させるのも手です。宣言したら、その時間内にできる限りのことをさせましょう。自分自身の推進力に火がつけられるだけでなく、作業見積もりをうまく立てられるようになります。たとえ、時間内で完了しなくても、処理時間を測っておけば、自分の処理能力を把握することができるようになります。
どうしても間に合わない場合は、周りがフォローしてあげることも大切です。
☆来週につづく
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方