【新人に伝えたい「やりすぎマナー」】
新人に伝えたい「やりすぎマナー」 【22】
従来守るべきとされていたのは、ビジネスパーソンにとっての必要最低限のマナーです。しかし、「できる」ビジネスパーソンになるためにはさらに上をいく「ちょっとやり過ぎでは・・・」と思われるくらいのマナーが必要なのです。
このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。あなたの周りの新人がどこまでできているか確認してみてください。さらにレベルアップを期待する新人には、プラスαのマナーを伝えてあげて下さい!
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『やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α』
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■今日のテーマ
レベル1
(1)30~50分の時間内で食べる(昼食抜きは不可)
(2)昼食の時間を含めて一日のスケジュールをたてておく
(3)匂いの残る食事、油やソースの跳ねそうな食事は避ける
レベル2
(1)「次」の仕事の段取りを準備する時間にあてる。
(2)すいている店、料理が出るのが早い店をおさえておく
◇訪問前に食事をとるときは・・・
・訪問前に歯を磨いておく
・衣類用消臭剤を携帯するなどして食事の臭いが衣類に残らないように気をつける
■解説
そろそろ新人の仕事量も増え、彼らのスケジュールは過密になっている頃でしょう。時間にも気持ちに余裕がない新人であっても、必ず腰を落ち着かせられる場所で昼食をとるよう伝えましょう。昼食をとることで、頭がリセットでき、午後からの業務に意欲的に臨めます。あらかじめ昼食時間(30分~50分程度)を考え、一日のスケジュールを立てておくのもよいでしょう。
ビジネス上級者は、昼食時間に頭の整理を行っています。客先で話す内容をシミュレートしたり、午前中にお客様から頂いた宿題について考えたりなど、一歩先の仕事準備をしているものです。
充実した昼食時間のために、空いている店、料理が出るのが早い店をあらかじめ押さえておくと便利です。
☆来週につづく
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方