■文書は練習で上達します!
研修の事前課題を拝見してみると、文書というと、書くだけで精一杯となってしまい、相手に伝わるかという視点が忘れ去れてしまうことが多いことがうかがえます。原因は、文書に対する苦手意識にありそうです。
これは研修中のご意見で、「自分はセンスがないので、苦手だ」「あまり経験がなく、苦手だ」などの声が聞こえてくることからもわかります。
しかし、文書作成のコツはそんなに難しいものではありません。苦手意識はすぐに払拭できます。講師が研修の冒頭でも述べるのですが、知識を学び、技術を繰り返し練習することで、文書作成スキルは上達します。そのため、研修では知識と練習すべきことを学ぶこととなります。
例えば、腕の筋肉をつけるために腹筋をしていても意味がないように、きちんと文書技術を高めるための練習方法を理解していただくのです。
今回は3つだけ、ご紹介させていただきます。
■文書技術のポイント
まず一つめは、わかりやすい表題です。けして「素っ気ない」ということではありません。例えば、たまに見かけるのが「会議の件」など、簡潔すぎる表題です。これだと、いつ、何のための、どこでやる会議かわかりませんね。
例えば「9/8(水)文書研修テキスト打ち合わせ(@A4会議室)の件」などとすると、わかりやすくなります。もし、緊急だったり、重要だったりする場合は、最初に【緊急】とか【重要】などとつけておくことも、良いですね。
次は、1文を短く(可能であれば50字以内で)というものです。よくありがちなのが、「が」でつなげてしまい、長くなっている文章です。まずは、極力、「。」で区切るクセをつけることですね。実は、私がこのメルマガを書くときも、短文を羅列することから始めています。
最後に、わかりやすい言葉を使うことです。つい使い慣れた専門用語やカタカナ語を使ってしまいますが、言い換えるとどうなるかを考えてみると、思った以上にわかりやすくなります。また、覚えたての言葉も使いたくなるので、気をつけましょう。
ぜひ、上記の3点に気をつけて、文書を作成していただければと思います。
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