本日は、ある職員・市町村職員合同による「発想力を高める研修」のご報告です。
■研修の内容
主事から係長までの幅広い年代にお集まりいただき、2日間の研修が行われました。
はじめに、問題発見のポイントや変革を起こす発想の仕方について、講師の経験談を交えながら学んでいただきました。その後、日常業務に潜むリスクを未然に防ぐための策について、アイディア出し、ブレーンストーミングした後に、特性要因図を用いて整理する手法を学びました。
そして、2日目の午後には、時間をたっぷりかけて企画書作成演習を行いました。講師は、演習中何度も「研修なので、おもいっきりチャレンジしましょう」と声をかけ、自由な発想に導いていました。
企画書の発表では、各グループとも個性的なテーマで、斬新なアイデアを出し合いました。それぞれ、研修で学んだ内容をフル活用し、またプレゼンにも工夫を凝らしており、聞き手を引きつける発表が印象的でした。
■是非、実現してほしいプロジェクトが完成!
中でも「自給自足住宅促進プロジェクト」と題して発表したグループのプロジェクトが注目を集めました。「ソーラーパネル」と「雪室」をセットで推進していくというプロジェクトで、前日の講義で学んだ「合体法」をもとに、見事な発想力でまとめ上げていました。
実施の目的の一つとして、「やっかい者扱いされている雪と無限に振り注ぐ太陽光を雪国らしい方法で有効活用する」という、リスクをも逆手にとっての発想は、2日間の研修で得られた成果だと思います。
プレゼンテーションも、図をボードに分かりやすく描くなど、聴き手にとって分かりやすく、説得力のあるものでした。
■研修生の声
研修後、研修生の皆さまからも、「他の職種の職員さん達とたくさんのディスカッションをできたことが、とても有益で、フレキシブルな発想が持てるようになった。」というご感想をいただきました。自由闊達なディスカッションを繰り広げられた2日間で、発想力にも幅が広がり、今後の業務にも活かしていただけるものと思います。
今後とも、より良い企画立案を求めて、前向きに取り組んでいらっしゃる方に、是非、ご受講いただきたいと思います。
政策形成研修 ~発想を政策案に具現化する力向上編(2日間)☆次週もお楽しみに!