【内気営業「中島」のマル秘営業テクニック】
内気営業「中島」のマル秘営業テクニック 【63】
■「○○部長」と呼ばなきゃだめだよ
以前私のお客様で、「部長」の肩書きをお持ちのお客様がいらっしゃいました。いつもかわいがってくださり、仲良しだったこともあり、何も考えずに「○○さん」と呼んでいたら、上司から「『○○部長』と呼ばなきゃだめだよ」と注意されたことがありました。それ以来、肩書きを意識するようにしています。
■肩書きがなかったら「普通の人」になってしまう
こんなこともありました。ある社長様にメールを送る時、「代表取締役」という肩書きを付け忘れて文面を作り、上司に見せにいったら、しっかりつけるようにいわれました。それというのも、この「代表取締役」という肩書きがなかったら、「普通の人」になってしまうことになり、大変失礼に当たるのだそうです。
■【アドバイス】「肩書き」は努力の成果
「肩書き」はビジネスパーソンにとって、長年の努力の成果です。ですから、粗末に扱うことはできません。社内外の人の肩書きの変化にたえず関心を持ち、抜いたり間違えたりしないようにしましょう。ここで、役職名と職位の話について再確認です。
<<役職名の例>>
会社では職務上の権限の大きさによって役職名が決められています。たとえば次の通りです。
(例)経営陣(社長・専務・常務・取締役など)‐執行役員‐本部長‐部長‐次長‐課長‐係長‐主任
最近は、カタカナの役職名も目立ってきました。
(例)CSO、COO、マネージャー、チーフ など。
<<職位と資格>>
役職名のランク=序列のことを職位といいます。また、社内だけで決められた資格制度があり、経験や能力に応じて上がっていきます。たとえば、ある会社では支社長と部長、支店長と本社の次長は、役職名が違いますが、同一資格となっています。いずれにしても、その組織の方に最初に仕組みを聞いておきましょう。いらぬ恥をかかなくてすみます。
(今回のアドバイスは、インソース発行書籍『やり過ぎぐらいでちょうどいい!印象に残るビジネスマナー+α』よりお送りいたしました。良い本ですので、ぜひご覧ください。)
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方