考えるスキル② ~ 考え、生み出す研修
~仮説思考力を鍛え、アウトプットの質を高める
index
研修に込めた想い
開発の経緯
新しいものを創り出すことや、業務改善のために新たな発想を生み出すことが求められるとき、効率的に"仮説"が構築できるか、また、その仮説を検証できるかどうかが大切になります。そこで、実用性のある思考ツールやフレームワークを用いながら、ベースとなる思考習慣を身につけられる研修を開発しました。ある程度のビジネス経験を積んだ、中堅クラス以上の人全員に受けてほしい研修です。
■研修のゴール(研修を通じて受講者さまにできるようになってほしいこと)
- 1.仮説を構築するための思考方法が身につく
- 2.実用性のある思考ツールやフレームワークを用いて検証ができるようになる
- 3.検証結果を踏まえ、効果的な行動がとれるようになる
研修の特徴
研修のポイントは以下の3点です。業種、業界を問わずあらゆる場面で活かすことのできる"仮説思考力"を身につけることができます。
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1.効率良く仮説を立てられる
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多くの情報を多様な視点で整理し必要な情報を選び出すことで、効率良く仮説を構築することができます。
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2.スピーディに妥当性を検証できる
実用性のあるツールを用いて、短い時間で高い精度の検証ができます。
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3.検証結果をふまえ、行動に移すことができる
仮説検証により真の課題を特定したうえで行動に移すことができます。
この研修で学ぶことは、ビジネスにおける考え方のベースになるため、他の研修と組み合わせて受講すると、より効果を実感することができます
仮説思考力が、なぜ今必要なのか
【背景】
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・2019年7月の完全失業率は約2.2%、深刻化する人手不足により必要な「生産性向上」
(総務省により、2019年8月30日 公表)
- ・インターネットや技術の発展により、情報やモノがすぐに手に入る「情報社会」
- ・世の中で求められる「ユーザー目線」
【求められていること】
多くの情報を多様な視点で捉え、効率良く整理し検証することで、
質の高いアウトプットを生み出していくこと
上記に応えるためには、考える力の中核となる「仮説思考力」が必要
■仮説思考力とは
多くの情報をスピーディに整理、分析し、仮説構築および検証ができる力
■仮説思考力が高い人ができること
- 1.大量の情報の中から"あたり"を付けて、素早く必要な情報にたどり着ける
(あたりを付けるには、多様な視点で捉えることと、ある程度の経験が必要) - 2.短い時間で、高い精度で検証できる
- 3.仮説の検証結果から真の課題を特定でき、効果的な対策を立案できる
仮説構築 → 検証 → 行動のプロセスを、短いサイクルで効率良く行うことが
できるため、より質の高いアウトプットを生み出すことができる
近年の売上動向
■カテゴリ別実績
企画力研修
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総受講者数:4,307名
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内容評価:92.4%
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講師評価:93.5%
マーケティング研修
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総受講者数:1,744名
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内容評価:86.6%
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講師評価:93.4%
情報活用研修
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総受講者数: 837名
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内容評価:90.2%
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講師評価:85.3%
よく実施されている業界トップ3
順位 | 民間業界名 | 売上比率 | 官公庁自治体種別 | 売上比率 |
---|---|---|---|---|
1 | 運輸・倉庫 | 17.1% | 市区町村など | 78.4% |
2 | 電力・ガス・水道 | 11.5% | 非営利団体・官公庁関連組織 | 6.5% |
3 | 製造業(電気機器) | 10.2% | 都道府県 | 5.8% |
事例紹介
■今後リーダー職になることが期待される総合職・技術職に対して
石油業界A社(従業員100名程度)
石油業界再編の動きやエコカーの普及、クルマ離れなどという外部環境の変化に対応するため、前例踏襲ではなく、新たな営業基盤と収益体質を作り上げる必要がありました。そのためには、全社員一人ひとりが、自社の置かれている環境を正しく認識し危機感を持つと同時に、環境変化をチャンスと捉え、置かれた環境の中で自らがすべきことを主体的に考え行動することが求められていました。
【どのようなソリューションを提供したか?】
オーナーシップ養成研修(1日間) + 仮説構築力向上研修(1日間)
役割認識として、「オーナーシップ養成研修」、次に、「仮説構築力向上研修」を実施しました。
次世代リーダーとして「自分事」の範疇を広げ、周囲を巻き込みながら仕事を進めるマインドと、常に先を読み環境変化に対応できる思考力を身につけていただきました。
【受講者の声】
- ・今後は、率先して改善や取組みの内容を発信、共有し、上司・部下・部署間のパイプ役になっていきたい
- ・行動を起こす前に仮説を立て、「なぜ」を繰り返すことで、より効果的な仕事をしていく
■ソリューション事例 ~ 仮説思考の実践までをサポート
仮説思考のフローに則り、別の研修とも組み合わせながら研修を複数回実施することで詰め込みを防ぎ、学んだスキルをしっかりと実践しながら効果を実感していただきます。
■仮説思考の基本フローと対応する教育項目
おすすめカリキュラムのご紹介
■仮説構築力向上研修
内容
- 1.なぜ仮説思考が求められるのか
- 2.仮説思考に不可欠な「経験」の蓄積
- 3.仮説力を磨く思考習慣①
~ 常に「なぜ?」を考える - 4.仮説力を磨く思考習慣②
~ 視点を変える - 5.仮説を構築する① ~ 帰納的思考
- 6.仮説を構築する② ~ トレンド思考
- 7.仮説を構築する③ ~ フェルミ推定
- 8.仮説構築ケーススタディ
- 9.仮説を検証する①
~ 限定質問と拡大質問 - 10.仮説を検証する②
~ ロジックツリーの活用 - 11.仮説を検証する③ ~ PDCAサイクル
- 12.仮説検証ケーススタディ
■問題解決研修
内容
- 1.問題とは何か
- 2.問題解決の流れ
- 3.問題の発見
- 4.現状把握・調査
- 5.問題の整理
- 6.真因追究
- 7.解決策の策定
- 8.行動計画策定・実施
■ラテラルシンキング研修
内容
- 1.ラテラルシンキングとは
- 2.ラテラルシンキングを鍛える
~ 方法論での発想 - 3.ラテラルシンキングを鍛える
~ 右脳を使った発想 - 4.ラテラルシンキングによる発想を
実現するために - 5.まとめ
■クリティカルシンキング研修
内容
- 1.クリティカルシンキングとは
- 2.クリティカルシンキングの要素
~ 3つのポイント - 3.クリティカルシンキングの手順
~ 3つのステップ - 4.クリティカルシンキングの注意点
~ 配慮すべきこと - 5.まとめ
■企画力研修
内容
- 1.「発想」の出し方
- 2.現状調査・分析の方法
~ ひらめきを検証する - 3.企画書作成のポイント
- 4.最後に
指定のテーマをもとに、企画書作成~プレゼン
までを実践する
■マーケティング研修
内容
- 1.マーケティングとは何か
- 2.マーケティング戦略の立て方
- 3.環境分析
- 4.戦略の策定
- 5.ブランド戦略について
- 6.戦術の考案
- 7.まとめ
- 【参考①】マーケティングにおける営業部門の役割
- 【参考②】BtoBマーケティングを考える
■情報活用研修
内容
- 1.情報とは何か
- 2.情報活用の流れ
- 3.仮説を立てる
- 4.情報を収集する
- 5.情報を精査する
- 6.情報を分析する
- 7.対策を立案する
- 8.まとめ
【参考】事例から学ぶアンケート調査
■デザイン思考研修
内容
- 1.デザイン思考とは
- 2.デザイン思考のプロセス
- 3.デザイン思考を試してみよう!
- ■STEP1 テーマ設定
- ■STEP2 共感(カスタマーの声を集める)
- ■STEP3 定義
(集めたカスタマーの声を基にコンセプトを決める) - ■STEP4 発想
(コンセプトを基にアイデアを具体化) - ■STEP5 試作
(プロトタイプを作る。絵や図などの形として表現) - ■STEP6 「試行」
(プレゼンテーションで意見をもらう)
■業績向上のための組織づくり研修
~ OODAループで目的を達成する
内容
- 1.OODAループ
~ 目的達成のための意思決定理論【参考】PDCAについて
- 2.OODAを実現する組織のあり方
- 3.OODAを実現するリーダーのあり方
- (1)リーダーとしての立ち居振る舞い
~「サムライ」としての品格を持つ - (2)「Observe」
~ 優れた観察者であること - (3)「Orient」
~ 経験や学習から課題解決の方向を示す - (4)「Decide」
~ 困難な状況に立ち向かい決断する - (5)「Act」 ~ 行動する
- (6)人材育成者であること
~「OODAに耐えうる部下」を育成する
- (1)リーダーとしての立ち居振る舞い
■達成力強化研修
~ 仕事を最後までやり抜く力を身につける
内容
- 1.やり抜く力で利を得る
- 2.やり抜くために必要な4つの能力
- 3.「善い」目的をつくる
- 4.共感の場をつくり、ビジョンを前向きに
伝える - 5.ビジョンの実現に向け最適な人に協力
してもらう - 6.困難を乗り越える
- 7.まとめ
関連サービスのご紹介
■呼び覚まシステム ~ フォローアンケートサービス
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研修後の効果測定
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研修内容の定着推進
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今後の課題発見
■研修管理システムLeaf(リーフ) ~ かんたんアンケート収集
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社内のアンケート収集を
完全システム化 -
リマインドメールでは
上司へCC送付も手軽に -
勉強会や研修ごとに
管理できて蓄積が容易
■日時・場所を問わず低コストで効率的な教育が可能な「eラーニング」
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- 日々最新のコンテンツを開発
- 91テーマ293本以上(※)
の教材を標準搭載
(※)2019年3月末時点
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- 低価格ですぐに使える
- ASP型は、
100名利用で
月額56,500円(税込)~
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- 何人でも!ずっと使える
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1本あたり
194,400円(税込)~
考えるスキル② ~ 考え、生み出す研修
よくあるご質問と回答~全力Q&A
■インソースHP内コンテンツ「全力Q&A」より一部ご紹介
Q1.当社の現状に合うよう、カリキュラム内容は変更可能ですか?
A.可能です。
研修実施にあたっては、事前にお打合せのもと、貴社の現状に即した内容に、多種多様な形で変更させていただきます。大きくは、受講対象者の職種や階層、対象者の理想とする姿と現状の課題であり、これらを軸として研修カリキュラムを作成いたします。
Q2.研修ではなく、新商品開発、新事業を手伝ってもらうことも可能ですか?
A.可能です。
コンサルティング案件として、ご支援いたします。当社には、金融や流通、ファッション、IT、エンターテインメント、消費財、生産財など、様々な分野で国内外において新規事業開発、新商品開発を担当した実績のある講師が揃っております。
その際は、掛かった時間に応じたタイムチャージでアドバイスをご提供いたします。