【「電話応対の評価を上げる25のポイント」】
「電話応対の評価を上げる25のポイント」 【6】
■全体の目次:「電話応対の評価を上げる25のポイント」
゜:.*。・。+.゜・。゜.:。*゜・。.゜。:・♪+゜・。:゜・。゜.。゜・。
■快適なコミュニケーションにするために~間の取り方
当たり前のことですが、日々の業務の中でつい忘れがちになること。それは、コミュニケーションの主体は自分ではなく相手であるということです。
自分を基準に考えてはいけません。コミュニケーションの良し悪しは、「自分がどのくらい上手く会話できたか?」ではなく、「お客さまがどのくらい快く感じたか?」にかかっています。
親しく話をしたい人、あまり多くを話すことが苦手な人など、お客さまにはさまざまな方がいらっしゃいます。十人十色の「期待」があるということを認識した上で、相手は一体何を求めているのかを知るために、相手からのメッセージに耳を傾け、素直に受け取りましょう。
それから、自分のメッセージをどのように伝えるかを考えることも大切です。話のスピードや、声の大きさ、あいづちやクッション言葉を交えた間の取り方、質問の仕方などによっても、相手に伝わる印象はかなり違います。
本日は、その内、特に、「間の取り方」についてみていきます。
゜:.*。・。+.゜・。゜.:。*゜・。.゜。:・♪+゜・。:゜・。゜.。゜・。
■"間"とは?
お客さまが"考える時間"を確保するのが"間"です。話すスピードが人によって違うように、短い"間"の方がスムーズに会話を進めやすいお客さまと、長めの"間"(といっても秒単位の話ですが・・・)がないと話しにくいお客さまもいます。
また、覚えておかなければならないのは、"間"と"無言になる"ということは違うということです。
ずっと無言のままだと、お客様は「自分の話を本当に聞いているのだろうか」と不安になります。無言の間とともに、適切なタイミングであいづちや復唱を入れてください。
゜:.*。・。+.゜・。゜.:。*゜・。.゜。:・♪+゜・。:゜・。゜.。゜・。
■お客さまのタイプ・状態や理解度に配慮しながら応対
お客さまからさまざまな話を引き出す上でも、"間"が重要となってきます。
お客さまが考えているご様子であれば、考える間を取ったり、伝えたことの理解度を確認しながら会話を進める必要があります。また、不適切な間や「あの~」などのいい淀みなどの癖があっても、お客さまが話を聞き取りにくくなります。
また、会話をテンポ良く進めるためには、重要な部分はゆっくり話し、声が重なった場合はお客さまを優先するなどの工夫が必要です。
゜:.*。・。+.゜・。゜.:。*゜・。.゜。:・♪+゜・。:゜・。゜.。゜・。
■"間"は会話のテンポのアクセント
「あれもこれも言わなければいけない」と思いすぎると、会話が一方的になり、間が生まれないので注意しましょう。
特に説明の際には、会話が一方的になりやすいですが、お客様の言葉を遮ったり、テンポが平板にならないよう、"間"で、会話のテンポに、強弱のアクセントをつけましょう。
:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:
「きみは営業に向いてない」
周りの人にさんざん言われていながら入社早々営業担当になってしまった中島が伝える、営業の頑張り方